チャンスが来た！少年忍者が「文豪少年！」出演に喜び「シーズン800までやりたい」

「WOWOWオリジナルドラマ 文豪少年！～ジャニーズJr.で名作を読み解いた～」のクランクアップ報告会が本日3月13日に開催。少年忍者（ジャニーズJr.）から各エピソードで主演を務めた12名と、ゲスト出演の3名が登壇した。

本作は、文豪たちの小説を新たな解釈を加えて映像化したオムニバスドラマ。悩みを抱えた少年がとあるブックカフェを訪れ、イッセー尾形演じる同店オーナーから渡された本のページをめくるところから物語が展開する。

第1話「クモの糸」の黒田光輝は演技初挑戦。彼は「やっとチャンスが来た！と感じました。80年経っても忘れない経験になりました」と心境を述べ、80年の根拠を“生きられる自信がある年数”だと告げて「80年後も忘れられない。忘れたくないです」と続ける。豊田陸人は「仲が良くて世間では“くろりく”と呼ばれている2人なので、後ろから支える立場として共演できてうれしかった」と話し、やや緊張気味の黒田を笑顔で見守っていた。

第2話「メロスを待つ男」でセリヌンティウスに扮したヴァサイェガ渉は「メロスと違って評価されない役。実際の学校や職場でも自分だけ評価されないことはあると思う」と切り出して、SMAPの「世界に一つだけの花」の歌詞を引用しながら「腐らずにがんばり続けていれば報われると思いながらやっていました」と語って内村颯太から拍手を受けた。

第3話「注文が多い店には気をつけろ」でダブル主演を務めたのは小田将聖と田村海琉。小学3年生の頃に原作に触れた小田は「こんな有名な作品をやらせていただけるなんて。うれしくて夜も眠れませんでした」と目を輝かせ、田村は「1人だと緊張しちゃうけど2人だと心強い。相談もできるのでやりやすかったです」と小田との共演を喜ぶ。

第4話「罪と罰の散歩者」の主演・川崎皇輝は「メンバーそれぞれが輝ける作品をいただけてうれしかった」とコメント。殺人犯役が続いていることについて元木湧が「やりかねないですね」、織山尚大が「青木（滉平）とか2、3回あごを砕かれたよね？」とジョークを飛ばすと、川崎は「そういう印象があるのならすぐ撤回していただきたい！」と笑いながら悲鳴を上げた。

第5話「二百十日の二百十段」の安嶋秀生と檜山光成はワンカット撮影に挑戦した。安嶋は「僕も檜山も初主演、初ドラマ、初ワンカット。今後の自分のためになるいい経験でした」と、檜山は「（安嶋との距離が）近いからこそできた。8、9年一緒にいるので信頼関係が築かれているんです」としみじみ。第6話「稲荷坂の秘密」の深田竜生は女装シーンを挙げて「かわいくなれると期待して行ったら、なんか……」と首をかしげ、女装に自信がある元木と内村に「（深田に）絶対勝てる」「自信ありあり！」と声を掛けられる。

第7話「外科室のある洋館」の織山は、全エピソードの中で一番最初に撮影されたという。彼は「（シチュエーションが）特殊だったので、役作りはしっかりしましたが、あまり何も考えずに現場で知ることが多かった」と振り返る。第8話「少年と舟」の北川拓実は「役を作りすぎずにほぼ自分自身として出ました」と明かし、佐藤アツヒロとの共演に「大先輩すぎて緊張して、ペコペコしていました」と言及した。

第9話「雪おんなの風」は当初は純愛ものだったが、主演の元木のキャラクターを生かした冒険物語にシフトしたそう。彼は「愛を感じさせたかったんですけど、冒険もののほうが似合うかなと思って。楽しくやりました」と笑顔を見せる。共演した青木滉平は「受験でお休みしていた分、ファンの皆さんや（少年）忍者のみんなに会える喜びと、ドラマ出演の喜びがダブルで重なりました」と、平塚翔馬は「自分は出られないんだと落ち込んでいたので、赤飯を炊こうかと思ったくらいうれしかった」と思い思いの言葉で喜びを表現した。なお同エピソードには彼らの先輩・長谷川純も出演。元木は寒い日に森の中で行われた撮影時に、長谷川がアイスを買ってくれたことを回想して「さみー！と思いながらもうれしかった。うれしい半分、寒い半分でした」と懐かしんだ。

第10話「冬の青い日傘」の主演・内村は「オオトリでーす！」とのんびりと挨拶をして「（演じたキャラクターと同じく）僕もYouTuber。『ジャニーズJr.チャンネル』ではソロで撮る機会がないのでめちゃくちゃうれしかった」と素直な発言でメンバーを笑わせた。

続いて「今後挑戦してみたいことは？」との質問には「まだ出てないメンバーがいるので続編ができたら」「シーズン800までやりたい！」とあちらこちらから期待の声が上がる。「忍者で学園ものがやりたい」という話題では元木が「俺と将聖、海琉が同い歳になる？」と実年齢の差をものともせず意気込んだ。

「WOWOWオリジナルドラマ 文豪少年！～ジャニーズJr.で名作を読み解いた～」は、3月21日より毎週日曜23時からWOWOWプライムでオンエア。小松屋たからが脚本を手がけ、本多繁勝、中尾浩之、松井夢壮、保母海里風、鯨岡弘識が演出を担当する。なお関連番組「文才少年！～ジャニーズJr.が文豪の心で番宣してみた～」が3月14日にWOWOWプライムで無料放送される。

※川崎皇輝の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

WOWOWオリジナルドラマ 文豪少年！～ジャニーズJr.で名作を読み解いた～

WOWOWプライム 2021年3月21日（日）スタート 毎週日曜 23:00～
※全10話
※第1話無料放送
※WOWOWオンデマンドで見逃し配信

文才少年！～ジャニーズJr.が文豪の心で番宣してみた～

WOWOWプライム 2021年3月14日（日）11:15～
※無料放送
※WOWOWオンデマンドで見逃し配信