前山剛久&廣瀬友祐W主演、毛利亘宏の“社会派×エンタメ”「亡国のワルツ」
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「FICTIONAL STAGE『亡国のワルツ』」ビジュアル
前山剛久と廣瀬友祐がW主演を務める「FICTIONAL STAGE『亡国のワルツ』」が、4月16日から29日まで東京・あうるすぽっとで上演される。
作・演出を少年社中の毛利亘宏が務める本作では、虚構の“日本”を舞台にした物語が展開。“社会派×エンターテインメント”を掲げ、スパイを探す密室劇が描かれる。出演者には前山と廣瀬のほか、荒井敦史、少年社中の廿浦裕介と長谷川太郎、多和田任益、奥田達士、小川菜摘が名を連ねた。
スズキ役の前山は「僕自身、推理物が好きなので。今作の中でスズキとして、革命家に潜む裏切り者探しが出来ることにワクワクが止まりません。それだけでなく、それぞれの役に目的があり、その主張の違いでの対立など、重厚な会話劇としても楽しめる『亡国のワルツ』。是非よろしくお願いします!」とメッセージを送り、タナカ役の廣瀬は「演出の毛利さんと再び物づくりができることを渇望していました。感謝と敬意と覚悟を持って邁進していく所存です。シンプルに、劇場でお会いしましょう」と呼びかける。
毛利はこれまで自身の作品について「できるだけ政治観や社会性を自分の手掛ける作品にのせないようにしてきました。演劇、エンターテインメントは、そういうものから切り離されるべきだと考えていたからです」と語り、「今回は真っ向から現代社会に対する自分の思いをぶつける作品にチャレンジしたいと思い、本作の着想を得ました。この不安な時期だからこそ、あえて虚構の中で現実に挑み、作品を通じて、新たな“時代”を浮き彫りにしてみようと考えています」とコメント。上演に向けては「時代に一石を投じる作品にすべく、全存在をかけて戦います。ご期待ください」と意気込みを述べた。
なお一部上演回ではアフタートークも実施。公演詳細やチケット情報については続報を待とう。
前山剛久コメント
今作は現代社会に潜む闇を描いている社会派密室劇。
大人な雰囲気もありながら、しっかりエンターテインメント性も兼ね揃えた作品なので、老若男女誰でも楽しめます!
僕自身、推理物が好きなので。今作の中でスズキとして、革命家に潜む裏切り者探しが出来ることにワクワクが止まりません。
それだけでなく、それぞれの役に目的があり、その主張の違いでの対立など、重厚な会話劇としても楽しめる「亡国のワルツ」。
是非よろしくお願いします!
廣瀬友祐コメント
演出の毛利さんと再び物づくりができることを渇望していました。
感謝と敬意と覚悟を持って邁進していく所存です。
シンプルに、
劇場でお会いしましょう。
毛利亘宏コメント
時代は実に複雑になりました。
SNSによって「個」がクローズアップされ、誰でも「自分自身の中の国」の国家元首として発言が可能になりました。不条理な社会と戦うために望ましいことだと思います。
そんな時代において、私はできるだけ政治観や社会性を自分の手掛ける作品にのせないようにしてきました。演劇、エンターテインメントは、そういうものから切り離されるべきだと考えていたからです。
ですが、今回は真っ向から現代社会に対する自分の思いをぶつける作品にチャレンジしたいと思い、本作の着想を得ました。この不安な時期だからこそ、あえて虚構の中で現実に挑み、作品を通じて、新たな“時代”を浮き彫りにしてみようと考えています。
今回、素晴らしいキャスト・スタッフが参加してくれることになりました。この複雑な時代だからこそ、シンプルなダイアローグで、濃厚な人間関係を描き出す会話劇、かつ、スリルとドキドキに満ちた密室劇に挑戦し、舞台上に新たな演劇を生み出したいと思っております。
時代に一石を投じる作品にすべく、全存在をかけて戦います。ご期待ください。
「FICTIONAL STAGE『亡国のワルツ』」
2021年4月16日(金)~29日(木・祝)
東京都 あうるすぽっと
作・演出:毛利亘宏
出演:前山剛久、廣瀬友祐 / 荒井敦史、廿浦裕介、長谷川太郎 / 多和田任益 / 奥田達士 / 小川菜摘