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“最低映画”ラジー賞「ドクター・ドリトル」「愛は、365の日々で」が最多ノミニー

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ナタリー

2020年1月「ドクター・ドリトル」のイベントに出席したロバート・ダウニー・Jr.。(写真提供:Jens Kalaene / dpa / picture-alliance / Newscom / ゼータ イメージ)

“最低映画”を選ぶ第41回ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)のノミネーションが発表された。

2019年度は「キャッツ」が作品賞など最多6部門を受賞したラジー賞。今回はNetflixで配信中のポーランド発のエロティックドラマ「愛は、365の日々で」、ロバート・ダウニー・Jr.が主演を務めた「ドクター・ドリトル」が最多6部門にノミネートされた。いずれも最低作品賞、最低主演男優賞、最低監督賞などに選出されている。

そのほか最低作品賞には、寝具メーカーのCEOマイク・リンデルが、中国によるサイバー攻撃が2020年の大統領選挙の結果をひっくり返したと主張するドキュメンタリー「Absolute Proof(原題)」、「ゲット・アウト」などで知られる製作会社ブラムハウス・プロダクションズが同名ドラマをリブートしたミステリーホラー「ファンタジー・アイランド」、歌手のシーアが長編初監督を務めたミュージカル「Music(原題)」がノミネートされた。

第41回ラジー賞の受賞結果は第93回アカデミー賞の授賞式前日であるアメリカ現地時間4月24日に発表。ラジー賞ではコロナ禍など、さまざまな災難に見舞われた2020年を史上最悪の年と定め特別賞の贈呈も行うという。

第41回ゴールデンラズベリー賞 ノミネーション

最低作品賞

「愛は、365の日々で」
「Absolute Proof」
「ドクター・ドリトル」
「ファンタジー・アイランド」
「Music」

最低主演男優賞

ロバート・ダウニー・Jr.「ドクター・ドリトル」
マイク・リンデル (“マイピロー”・ガイ)「Absolute Proof」
ミケーレ・モローネ「愛は、365の日々で」
アダム・サンドラー「ヒュービーのハロウィーン」
デヴィッド・スペード「僕のミッシー」

最低主演女優賞

アン・ハサウェイ「マクマホン・ファイル」「魔女がいっぱい」
ケイティ・ホームズ「ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~」「ザ・シークレット:希望を信じて」
ケイト・ハドソン「Music」
ローレン・ラプカス「僕のミッシー」
アンナ=マリア・シエクルッカ「愛は、365の日々で」

最低助演女優賞

グレン・クローズ「ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-」
ルーシー・ヘイル「ファンタジー・アイランド」
マギー・Q「ファンタジー・アイランド」
クリステン・ウィグ「ワンダーウーマン 1984」
マディ・ジーグラー「Music」

最低助演男優賞

チェヴィー・チェイス「The Very Excellent Mr. Dundee(原題)」
ルディ・ジュリアーニ(本人役として)「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」
シャイア・ラブーフ「The Tax Collector(原題)」
アーノルド・シュワルツェネッガー「The Iron Mask(英題)」
ブルース・ウィリス「アンチ・ライフ」「ナイト・サバイバー」「Hard Kill(原題)」

最低スクリーンコンボ賞

マリア・バカロヴァ&ルディ・ジュリアーニ(そう、マジで本物のルディ・ジュリアーニ!)「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」
ロバート・ダウニー・Jr.&まったく説得力がないウェールズなまり「ドクター・ドリトル」
ハリソン・フォード&作り物にしか見えないCG犬「野性の呼び声」
ローレン・ラプカス&デヴィッド・スペード「僕のミッシー」
アダム・サンドラー&彼の耳障りで間抜けな声「ヒュービーのハロウィーン」

最低監督賞

チャールズ・バンド「バービー&ケンドラ」3部作
バルバラ・ビャオヴァス&トマシュ・マンデス「愛は、365の日々で」
スティーヴン・ギャガン「ドクター・ドリトル」
ロン・ハワード「ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-」
シーア「Music」

最低脚本賞

「愛は、365の日々で」
「バービー&ケンドラ」3部作
「ドクター・ドリトル」
「ファンタジー・アイランド」
「ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-」

最低リメイク、パクリ、続編映画賞

「愛は、365の日々で」
「ドクター・ドリトル」
「ファンタジー・アイランド」
「ヒュービーのハロウィーン」
「ワンダーウーマン 1984」