『WAVES』T・E・シュルツ監督の初長編作『クリシャ』が4月に限定公開決定
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長編映画『クリシャ』が4月17日から東京・渋谷のユーロスペースで公開される。
『カンヌ国際映画祭』批評家週間オフィシャルセレクションに選出され、『SXSW』長編ナラティブ部門審査員特別賞、観客賞を受賞した同作は、『WAVES /ウェイブス』のトレイ・エドワード・シュルツ監督による長編デビュー作。自らの同名短編映画をもとに制作した。
あらすじは、感謝祭に参加するために家族たちのもとへ帰ってきたクリシャは、過去の出来事を後悔し、息子トレイに自分が変わったことを証明しようとするが、やめていたはずのアルコールに手を出してしまい、やがて感謝祭も醜悪なものへと変貌していくというもの。シュルツ監督は同作を、実の叔母と親族との軋轢、薬物・アルコール中毒者であった父親との実体験にもとづいて制作したとのこと。主人公のクリシャ役をはじめシュルツ監督の親族が多数出演しており、監督が自らトレイ役を演じた。
同作は当初、昨年4月と7月に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の防止措置による映画館の営業形態の変化や、予定していた映画館でのハラスメント問題を受けて公開が見送られていた。
同作のポスタービジュアルには、「映画界を震撼させた地獄のファミリードラマ」というコピーが添えられている。
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