こがけんが初の映画PRイベントに興奮、小田のアシストにも感謝「優しいなあ」
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おいでやすこが
本日3月17日、映画「ミナリ」の“大ヒット&アカデミー賞受賞祈願イベント”が都内で行われ、おいでやすこがが登壇した。
明後日3月19日(金)より全国公開される「ミナリ」は、1980年代のアメリカを舞台に、農業で成功することを夢見てアーカンソー州に移住した韓国人一家を描く作品。リー・アイザック・チョンが監督、スティーヴン・ユァンが主演を務めた。また同作はアカデミー賞の6部門にノミネートされたことでも注目されている。
映画好きのこがけんは初の映画PRイベントに興奮。「ミナリの登場人物と僕らの共通点はアジア人というだけ(笑)。それで僕らを選んでもらってうれしい」と語り、おいでやす小田は「今日はこがけんのバーターとして来ていると思っています」とコメントする。続いて、こがけんは挨拶代わりに「家の中で子供たちとクリスマスを祝っていたら窓の外にゾンビを見つけてしまった父親」のネタを披露。ネタが終わると小田は間髪入れずに「100点ー!」と叫びながら率先して拍手を促し、こがけんを「優しいなあ」と感動させた。
小田は本作について「リアルすぎてドキュメンタリーと錯覚するレベル。キャストを街中で見かけたら『おーい!』って声をかけると思う(笑)」とコメント。また、こがけんは「家族全員の幸せのビジョンが少しずつ違うんです。各々がよかれと思ってやっていることがズレに繋がっているんですけど、リアルな家族って実はそうだと思うんですよ。それを描いているのが面白かったです。濃密な人生を覗かせてもらったみたいな映画でした」と熱弁し、さらに「現状が恵まれていないことに対する怒りと将来への希望が交互に出てくる。そこに、かなり感情を揺さぶられました。僕自身も1年前はそんな感じだったので。『M-1グランプリ2020』以降の環境はかなり恵まれているけど、かつての自分の感情を思い出しました」と登場人物と自身に重なる部分があったことを語る。以降も彼は司会との映画トークが止まらなくなってしまい、小田から「そっちで盛り上がらないでくれる!? 喫茶店でしゃべってくれー!」とツッコまれていた。
おいでやすこがは「ミナリ」に関する漫才を披露したあと、同作のアカデミー賞獲得を祈願するために鏡開きをすることに。「俳優や監督を代表して僕らが!? 怒られへん!?」「叩かれません!?」と困惑しつつ2人が木槌を樽に打ち込むと、上のフタが吹っ飛んでしまい、小田は「こんなズタボロのやつ見たことあります!?」と苦笑い。最後は、こがけんが「胸が熱くなる家族の話。観た人それぞれに重なる部分があると思うのでぜひご覧ください!」と呼びかけてイベントを締めくくった。