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日本人作家が独学で制作した「JUNK HEAD」、地底生物“マリガン”の新カット到着

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「JUNK HEAD」新カットより、暗闇に住む異形種。

SFストップモーションアニメ「JUNK HEAD」の新カットが一挙に到着した。

内装業を本職に持つ堀貴秀が監督、原案、キャラクターデザイン、撮影、照明、音楽を担当し、7年掛けて独学で制作した本作。すべて手作りのフィギュアを用いており、総ショット数は約14万コマに及ぶ。2017年のファンタジア国際映画祭では最優秀長編アニメーション賞を受賞し、ギレルモ・デル・トロからも激賞された。

劇中では、環境汚染やウイルス感染により滅亡へ向かう世界を舞台に、主人公パートンの人類存続を懸けた冒険が描かれる。調査員として地下世界に潜入したパートンは、そこで独自に進化した人工生命体マリガンに出会うこととなる。

このたびマリガンたちの姿を捉えたカットが到着した。用途別に6種類が創造され、それ以外はクローンとされていたマリガン。しかし地下都市に変異体として生命を実らせた“木”が出現し、そこから独自の多様性を持つマリガンたちが生み出された。男女のような形態はあるが、生殖能力は機能していないのが特徴。新カットには脳を強化されたマリガンのドクター・ルーチー、女形マリガンのニコと異形種のホクロ、壁の怪物デスワーム、バルブ村という場所に住むマリガンたちの姿が収められている。

「JUNK HEAD」は3月26日より東京・アップリンク渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開。

(c)2021 MAGNET/YAMIKEN