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日向坂46 高瀬愛奈は、グループの“最終兵器”? 『ひなあい』で明らかになったクレイジーな側面

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リアルサウンド

 3月14日放送の『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系/以下、ひなあい)では、高瀬愛奈をフィーチャーした「トークの盛りすぎ注意!高瀬愛奈の“それは盛ってるで~”!」を放送。メンバーたちの愛あるイジリにより、未だ謎が多い高瀬の素顔が引き出される回となった。

 “まなふぃ”の愛称で知られる高瀬愛奈は、大阪府出身の現在22歳。小学4年生から中学1年生までイギリスに住んでいた帰国子女で、英語、フランス語、ドイツ語も話せるグローバル少女として知られている。

 さらには、関西弁を活かした毒舌系のツッコミキャラとしても重宝されており、その鋭い観点から『ひなあい』では“日向のJ.Y. Park”と呼ばれることも。かつては人見知りで引っ込み思案という印象だったが、『IDOL AND READ 022』の単独インタビューで語っていたのは、適応能力が高くあまり動じない性格だということ。勉強に厳しい親に対し、“反抗するよりも真面目にやる方が逆に楽”と達観していた子供だった。グループ改名や東京ドーム公演が発表された瞬間も、他のメンバーが泣くなか「なるほどなー」と冷静に受け入れていたという。

 バラエティでは比較的後ろから静観しているタイプだったが、『ひなあい』での何気ない一言がフィーチャーされたり、番組MCのオードリー若林正恭をイジるなど、最近は高瀬の魅力がジワジワと浸透。加藤史帆は「私は高瀬愛奈が活躍するところがみたいです。まだ殻を破れてないんですけど、日向坂で一番クレイジーで面白い人なんです」(『日向坂46新聞 21年冬号』)とそのキャラクターについて語っている。そして今回の『ひなあい』は、そんな高瀬の“クレイジー”な生態が次々と引き出された。

 同企画は、メンバーのあるあるを語り、MCの若林が話を盛っているか判定するというもの。高瀬は私生活が想像できないほど謎に包まれているようで、渡邉美穂は「生態が謎すぎたので『休みの日何されてるんですか?』と聞いたら『みんなと同じやでぇ〜』」とはっきりと答えてもらえなかったことを明かした。また、加藤が高瀬の家に入りたいと言えば「入れへん入れへん」と拒否。佐々木美玲も高瀬の家に入ろうとしたら足で食い止められたという。さらに佐々木久美から「口を開けている所を誰にも見せない」というエピソードが語られる場面も。

 また、楽屋では二期生、三期生、一期生の間に高瀬が座り、全メンバーの話を聞き分けながら全方位にツッコミを入れているという。まるで聖徳太子のようだ。とにかく謎に包まれた“高瀬ネタ”に話が止まらないメンバーたち。その様子を見て「どんどん出てくるな」と嬉しそうにする高瀬が印象的だった。

 高瀬に「盛ってるで」と言わせることが主旨となっていた同企画だが、どれもほぼ事実という面白さ。また、メンバー全員が高瀬のエピソードを楽しそうに語っている様子からは、改めて人徳を感じた。適度なツンデレ具合と場の空気を和らげる存在感、そして受け身の巧さ。こうした魅力が備わっているからこそ、メンバーにもファンにも愛されるのだろう。

 後日のブログで、同放送の件に一つ一つツッコミを入れていたのも実に高瀬らしかった。昨年復帰した一期生の影山優佳は“日向坂の最終兵器”として大活躍しているが、本当の意味での最終兵器は実は高瀬なのかもしれない。