ジェラルド・バトラーが“普通の父親”として体験する大災害 『グリーンランド』予告編
映画
ニュース
6月4日より公開される『グリーンランドー地球最後の2日間ー』の予告編が公開された。
本作は、突如現れた彗星による世界崩壊までの48時間を、状況も分からないまま生き残る道を必死で探す、ごく普通の一家の目線で描き、“そのとき何ができるのか?”、“真のヒーローとは誰なのか?”という問いを突きつけるディザスターアクション。
主演を務めるのは、『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズ、『ハンターキラー 潜航せよ』のジェラルド・バトラー。プロデューサーとしても参加した本作では、これまで演じてきたタフなヒーローではなく、どこにでもいるごく普通の父親を演じた。絶望的な状況の中、息子を守り抜く気丈な母親アリソン役に、『デッドプール』シリーズのモリーナ・バッカリンを抜擢。二人の最愛の息子を演じるのは、『ドクター・スリープ』のロジャー・デイル・フロイド。さらに、『地獄の黙示録』や『ライトスタッフ』のスコット・グレンらが集結した。
監督を務めたのは、『エンド・オブ・ステイツ』のリック・ローマン・ウォー。バトラーと再タッグとなった本作では、痛快なアクションから一転、リアリティのある世界で未曾有の危機が迫る中での真のヒーロー像を描いた。
公開された予告編では、平和な日常が突然の隕石の落下によって一変して、世界崩壊まで 48時間というタイムリミットが迫る中、混乱が広がっていく様子が描かれる。子どもたちとの平和な日常を打ち破るリビングのTVに映し出された大統領警告から一転、突如世界が48時間以内に終わるという極限状況に陥った。
本作ではプロデューサーを務め、普通の父親を演じたバトラーは、「主人公のジョンは優秀な建築技師なだけで、『ヒーローが彗星をぶっ飛ばす』というような物語ではないんだ。全ての人が平等に困難に直面するスペクタクルの中で、誰がヒーローで臆病者なのか、人間の本質が明らかになるんだよ」と語る。
『エンド・オブ・ステイツ』の痛快なアクションから一転してリアリティ溢れる世界を描いた本作について、「道徳的にグレーで、人を試すような状況の中に、登場人物を置くんだ。善良な人々が、生き残ろうと必死になった時に極悪非道になる様子を描いているんだよ」とバトラーが、語るように、“そのとき何ができるのか?”を観客に問いかける映像となっている。
■公開情報
『グリーンランドー地球最後の2日間ー』
6月4日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:リック・ローマン・ウォー
出演:ジェラルド・バトラー、モリーナ・バッカリン、ロジャー・デイル・フロイド、スコット・グレン
VFX:PXOMONDO
配給:ポニーキャニオン
原題:Greenland
(c)2020 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:greenland-movie.jp