タイムトラベルサービスにのめり込む…ダニエル・オートゥイユ主演作が6月公開
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「ベル・エポックでもう一度」
ダニエル・オートゥイユの主演作「ベル・エポックでもう一度」が6月に公開される。
本作の主人公は、世の中の変化に付いていけない元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。仕事を失い、妻のマリアンヌにも見放されてしまった彼は、息子から“タイムトラベルサービス”をプレゼントされる。映画製作の技術を応用したこのサービスは客の戻りたい過去を広大なセットに再現するもの。「1974年5月16日のリヨン」をリクエストしたヴィクトルは、思い出のカフェで“運命の女性”と出会い、輝かしき日々の再体験に夢中に。延長するため、マリアンヌに内緒で唯一の財産である別荘を売り払ってしまう。
オートゥイユがヴィクトル役で出演。マリアンヌにファニー・アルダン、タイムトラベルサービスの生みの親であるアントワーヌにギョーム・カネ、アントワーヌの恋人でヴィクトルの運命の女性を演じるマルゴにドリア・ティリエが扮する。「タイピスト!」などに出演したニコラ・ブドスが監督・脚本・音楽を担当した。なおフランスのセザール賞ではプロダクションデザイン賞、助演女優賞、脚本賞を獲得している。
「ベル・エポックでもう一度」は東京・シネスイッチ銀座ほかで公開。
※「ベル・エポックでもう一度」はR15+指定作品
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