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野田の日記イベントで村上「野田さんの狂気やヤバさやが改めて伝わってほしい」

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ナタリー

マヂカルラブリー

マヂカルラブリー・野田クリスタルの著書「野田の日記 それでも僕が書き続ける理由」の発売を記念したオンラインイベントとZoom取材会が本日3月29日に実施され、野田と相方・村上が参加した。

今月3月23日に2巻同時発売された「野田の日記」は、野田がピン芸人時代からエンタメサイト「魔法のiらんど」で綴っていた日記集。2015年に初めてグッズとして販売されたものを大幅に加筆修正して書籍化しており、「R-1ぐらんぷり2020」「M-1グランプリ2020」で優勝したときの書き下ろし日記も収録されている。

イベントで野田は「大宮セブンに入ったばかりのときも、この本を出しましょうよと吉本の社員に話を持ちかけたんですが『100%無理』と言われた」と恨み節。当時の社員がイベント会場にいないことを確認すると「僕の殺す対象はいないということですね。安心しました。今日、誰か殺さないといけないのかなと思ってました。今日のことを『殺人ショー』っていうタイトルで最後の日記として書く予定だった」と述べ、村上は「野田さんは怒りと憎しみでお笑いをやっているのでね……」と苦笑いを浮かべた。

「野田の日記」は“言っちゃいけないこと”も書かれており、村上は「書籍には黒く塗りつぶされていて、戦後の教科書みたいになっている部分もある」「こんなに黒塗りにしなきゃいけないことを書いていた方なんだと、改めて野田さんの狂気やヤバさやが伝わってほしい」と語る。また野田は「普通に当時のライブの告知も書かれている。まるまる1本ライブ告知の記事も収録されていたり、『元・有刺鉄線のもっちさんがピンで活動再開するらしい』みたいな情報が書かれていたりするので、お笑い界の流れもわかる」とお笑いマニアにアピールした。

Zoom取材会では、お気に入りのページを聞かれた野田が「僕は郵便局でバイトをしていて、年末の日記が毎年『仕分けをしている』という同じ内容で、そこがお気に入り。日記を書いている時間がないから『仕分けをしている』ってだけ書かれているんです。当時の忙しさがわかりますね」と回答。また最後は「すごく変なことが起きてるわけでもないし、すごい人生でもない。だからこの本の何を薦めたらいいかが未だにわからないんですけど、リアルな芸人の人生はわかると思うので、興味があったら読んでほしいです」と呼びかけた。