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“役者・渋川清彦”を撮り続けてきた名越啓介の写真集が発売

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「ALL.」

渋川清彦を写真家・名越啓介が撮影した写真集「ALL.」が、4月1日に発売される。

渋川と名越は2009年公開作「フィッシュストーリー」の撮影現場で、役者とスチルカメラマンとして初めて出会った。人を掻き分けて撮影指示を出し、夢中でシャッターを切る名越の姿に渋川が興味を抱き意気投合。その後、豊田利晃監督作「蘇りの血」「狼煙が呼ぶ」でも2人は現場をともにし、アパレルブランド・RADIALLとの取り組みでは通算1万枚の写真を撮影した。本書には名越が撮りためてきた渋川とRADIALLのビジュアルを中心に、今回特別に撮り下ろした写真が厳選して収録される。

名越は「写真を組んでいく作業の中で、どのカットにも溶け込む力。渋川清彦という役者の本当のすごみに気が付かされた」とその魅力を語る。また2人とゆかりのある豊田からは「渋川清彦はカメラの前で影を残す。役者とはずっと前からそこに存在しているように画の中に溶け込むことができる者だ。名越啓介のワイルドサイドの中で渋川清彦は世界に抗うこともなく、ただその場にいる。相も変わらず。気も抜かず」とコメントが寄せられた。

写真集「ALL.」は東京・SHIBUYA TSUTAYA、代官山 蔦屋書店、DOOBIES、その他RADIALLのディーラーショップで発売。