ロベール・ブレッソン「田舎司祭の日記」4K版公開、「やさしい女」リマスター版も
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「田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版」メインビジュアル (c)1950 STUDIOCANAL
ロベール・ブレッソン監督作「田舎司祭の日記」の4Kデジタル・リマスター版が、5月14日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
1951年に製作された「田舎司祭の日記」は、北フランスの寒村に赴任した若い司祭の物語。体の不調を覚えながらも布教と善行に務める司祭だが、その純粋な信仰への思いは村人たちとの間に次第に溝を作り、事態は思いもよらぬ方向へ進んでいく。
マーティン・スコセッシの「タクシードライバー」やポール・シュレイダーの「魂のゆくえ」などに影響を与えた「田舎司祭の日記」。日本での本格的な劇場公開はこれが初となる。
なお同じくブレッソンが監督を務めた「やさしい女(デジタル・リマスター版)」のリバイバル上映も決定。4月29日より東京・東京都写真美術館ホールほか全国で順次上映される。