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柴咲コウ「20年以上前の自分を掘り起こす様な感覚」 ディズニー映画『クルエラ』の吹き替え版に挑戦

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『クルエラ』 (c)2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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5月28日(金)に公開されるディズニー映画『クルエラ』の日本語吹き替え版で主役・クルエラを柴咲コウが演じることが決定し、それに伴って日本版の特別映像が公開された。さらに自身のInstagramでも純白の衣装から、クルエラの特徴でもある白と黒ヘアと赤いドレスに身を包んだ姿に変身する動画を公開している。

本作はディズニーが『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンを主演に迎え、ディズニー史上最も悪名高きヴィラン(悪役)である“クルエラ”の誕生秘話を実写映画化した、パンクロック・エンタテインメント。

舞台は、パンクムーブメント吹き荒れる1970年代のロンドン。ファッション・デザイナーを夢見る少女エステラはデザイナーを目指して身を削りながら切磋琢磨し働き続ける。しかし伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスとの出会いによって彼女の運命が大きく変わり、次第に狂気に満ち溢れた”クルエラ“の姿へと染まっていく。

柴咲はUS本社の審査をクリアして見事にクルエラ役を射止めた。実写映画の声優は今作で初挑戦となる彼女は「様々なことが積み重なってクルエラへと変貌したことを表現しなければいけないので、細かいニュアンスに苦労しました」と少女が変貌していく様を演じることの難しさを感じた様子。また「1度全部撮ったのですが、その後チェックしてまた何度も撮り直させてもらいました」とこだわりを明かした。



ディズニー・ヴィランズの中でも“クルエラ様”と呼ばれるほどファンの間で高い人気を誇る当役については「悪役なのにずっと親しまれていて、象徴的なキャラクターだと思う。バックグラウンドが今回は描かれているので、そのカッコ良さや反発心や反骨精神みたいなものを表現したい」とコメント。また「20年以上前の自分を掘り起こす様な感覚がありました。何も知らないところで生きていかなきゃいけない、生き残っていかなきゃいけないというハングリー精神に共感する部分がありました」とクルエラに自らを重ね合わせたという。

アフレコを終えた感想は「“もっと自分発信で、自分を信じて強く生きたいな”という風に思えた」と話し「“自分自身を信じてやっていくんだ”という強さを持つことが大切だと感じました」と、役から本来の“強さ”を感じとったことを明かした。

『クルエラ』
5月28日(金)
全国映画館 / ディズニープラス・プレミアアクセスで公開

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