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梶裕貴&雨宮天「七つの大罪」と歩んだ7年に感慨「急に寂しさが」

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「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」公開アフレコイベントにて、左から雨宮天、梶裕貴、倉科カナ、川島明。

「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」の公開アフレコイベントが本日4月19日に東京都内で行われ、メリオダスおよびゼルドリス役の梶裕貴、エリザベス役の雨宮天、ゲスト声優の倉科カナ、川島明(麒麟)が出席した。

鈴木央のマンガを原作とする本シリーズは、7人の罪人により結成された騎士団“七つの大罪”が世界の危機に立ち向かうさまを描く物語。鈴木による完全新作オリジナルストーリーで、テレビアニメから続く“最終章のその先”の話が紡がれる。

アフレコ後のトークでは、梶が「7年近く『七つの大罪』とともに過ごしているんですけど、原作の完結、そしてアニメも最終章ということで、こうして2回目の劇場版ができるのは本当にうれしかったです。内容としては、メリオダスとゼルドリスという因縁のあった2人が共闘するというお話だったので。自分と自分でしゃべるシーンも多かったので大変ではありましたが、素敵な作品が生まれたと感じます」と語った。雨宮も「劇場版を2回もできる作品は限られているので、うれしかったです。最高神とのシーンがあるということで、それは原作にも描かれていない部分なので、すごく楽しみです」と期待を口にする。

エリザベスの母であり、女神族を束ねる“最高神”役で参加した倉科は「神であって人間ではないので、私の知ってる感情表現とは違って。攻撃を受けてもリアクションをどこまでしていいのか加減が難しかったです」「『もう少し見下してる感じで話してください』とアドバイスを受けたりしました」と苦労を回想。本日の公開アフレコでも一緒のシーンを演じた倉科に対し、雨宮からは「語尾の着地が完璧で、絶対的な存在感もそうですし、生き物でないような冷たさもあって、これはエリザベスも本気でかかっていかないといけない相手だなと伝わってきた」と絶賛の言葉が。また川島は「ただのファンだったので、この完成された世界に僕が入っていいのかな?と悩んだんですけど、“魔神A”という(役で)距離感がちょうどいい(笑)。好きな作品に名前が残るというのはありがたいですね」と、もともと作品のファンであったことをうれしそうに明かした。

改めてアフレコを振り返り、梶は「テレビシリーズの最終話とほぼ同じタイミングで劇場版の収録があって、一気に『七つの大罪』のピークが押し寄せてくるような印象でした。3日間くらい『七つの大罪』漬けだったので、今までの7年間がよみがえるような感じがありつつ。最終回のアフレコは意外と実感がなくて、こういう感じなのかなと。最後のセリフを言い終わって、OK出たときに急に寂しさがこみ上げてきて。劇場で観て、泣いちゃうんじゃないかな」としみじみ。雨宮も「エリザベスのパートナーとして一緒に歩ませてもらい、彼女から得たものがたくさんあります。母性であったり包容力であったり、学ぶことができました。今だから演じられるエリザベスをこの劇場版に詰め込めたんじゃないかと思います」と胸を張った。

「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」は7月2日に全国で公開。

(c)鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会