老いの表現には勇気がいる、「ファーザー」監督がアンソニー・ホプキンスを語る
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「ファーザー」メイキング写真より、フロリアン・ゼレール。
「ファーザー」より、監督を務めたフロリアン・ゼレールのインタビュー映像がYouTubeで公開された。
第93回アカデミー賞の主演男優賞、作品賞など6部門でノミネートされている本作。アンソニー・ホプキンスが認知症になった父親アンソニーを演じ、オリヴィア・コールマンが彼を介護する娘アンに扮した。
ゼレールは映像で「認知症は現代においてもっとも悲しい問題です。それに誰もが共感できる問題でもあります。誰だって自分自身を失ってしまうのは怖いでしょう」と本作のテーマに言及。また、ホプキンスの起用に関しては「彼には深い認識があると思ったからです。老いと死に対する認識がね。老いを表現するのは勇気のいることです。アンソニー・ホプキンスのような活力にあふれた俳優が悲痛なプロセスを演じることに魅力を感じました」と理由を説明している。
「ファーザー」は5月14日より東京・TOHOシネマズ シャンテほかでロードショー。
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