中村獅童が2役勤め、初音ミクは悪役に!超歌舞伎の約2年ぶり有観客公演が開幕
ステージ
ニュース
超歌舞伎「御伽草紙戀姿絵」ゲネプロより。
昨日4月24日、千葉・幕張メッセ イベントホールで超歌舞伎「御伽草紙戀姿絵」が開幕した。
これは「ニコニコネット超会議2021」の一環として上演されるもの。「御伽草紙戀姿絵」は、昨年「ニコニコネット超会議2020」で上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になった。今回は新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、約2年ぶりに観客を迎えての公演が行われる。
土蜘伝説を題材にした本作では、源朝臣頼光 / 袴垂保輔の2役を中村獅童、傾城七綾太夫実は将門息女七綾姫を初音ミクが勤めるほか、中村蝶紫、澤村國矢らも登場する。なお超歌舞伎で初音が悪役を演じるのは、今回が初めて。また劇中曲として、dorikoが作詞・作曲した「ロミオとシンデレラ」が使用される。本公演は本日4月25日18:00開演回で千秋楽を迎え、ニコニコ生放送での無料配信も行われる。
なお9月の京都・南座公演「九月南座超歌舞伎」では、「御伽草紙戀姿絵」と「『都染戯場彩』花の大内 月の吉原 雪の石橋」を上演。演目には國矢らが出演する「御伽草紙戀姿絵」リミテッドバージョンも用意されている。
「ニコニコネット超会議2021」
2021年4月24日(土)~5月1日(土)
超歌舞伎「御伽草紙戀姿絵」
2021年4月24日(土)・25日(日)
千葉県 幕張メッセ イベントホール
脚本:松岡亮
演出・振付:藤間勘十郎
劇中曲:「ロミオとシンデレラ」(作詞・作曲:doriko)
出演:中村獅童、初音ミク、中村蝶紫、澤村國矢 ほか