グズグズな恋愛群像劇の行く末は…劇団競泳水着「夜から夜まで」開幕
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劇団競泳水着 第20回公演「夜から夜まで」より。(撮影:下田直樹)
劇団競泳水着の第20回公演「夜から夜まで」が昨日5月12日に東京・駅前劇場で開幕した。
本作は、上野友之が主宰を務めるユニット・劇団競泳水着の、5年ぶりの本公演。脚本・演出を上野が手がける。物語の中心となるのは、あいまいな関係を続ける祐平と咲、不倫関係にあった朋子と陸の男女4人。劇中では彼らの“ぐずぐず系・恋愛群像劇”が展開する。
出演者には飯阪翔、新宿公社の以織、江益凛、太田旭紀、加茂井彩音、アマヤドリの倉田大輔、佐藤美輝、篠原彩、古川さら、劇団献身の松尾太稀、谷田部美咲が名を連ねた。上野は「今は、何か喜びを表現することすら躊躇う気持ちもありますが……などと言ったそばから、誰かと共に演劇を創ること、そしてそれをお客様に観て頂くこと、そのこと自体が『ギフト』なんだと、小声で叫びたいような気持ちでいます」と、開幕の心境を寄せた。上演時間は2時間で、公演は16日まで。なお、明日13日公演は観劇三昧にて、アーカイブ付きでのライブ配信を予定している。
上野友之コメント
劇団競泳水着、気づけば5年ぶりの本公演。
つまりは構想5年の、ぐずぐず系・恋愛群像劇、開幕しました。
関係各位に深く感謝します。
今は、何か喜びを表現することすら躊躇う気持ちもありますが……などと言ったそばから、
誰かと共に演劇を創ること、そしてそれをお客様に観て頂くこと、
そのこと自体が「ギフト」なんだと、小声で叫びたいような気持ちでいます。
諸々のご都合が許しましたら、どうぞご高覧頂けますと幸いです。
劇団競泳水着 第20回公演「夜から夜まで」
2021年5月12日(水)~16日(日)
東京都 駅前劇場
脚本・演出:上野友之
出演(五十音順):飯阪翔、以織、江益凛、太田旭紀、加茂井彩音、倉田大輔、佐藤美輝、篠原彩、古川さら、松尾太稀、谷田部美咲