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『ライモンダ』6月5日より開幕 監督・吉田都と松本幸四郎の特別対談が公演リーフレットに

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新国立劇場バレエ団『ライモンダ』 Photo by Satoshi Yasuda

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新国立劇場バレエ団による『ライモンダ』が6月5日(土)より、新国立劇場 オペラパレスで開幕する。また、この度、舞踊芸術監督・吉田都と歌舞伎役者・日本舞踊家の松本幸四郎丈のスペシャル対談が実現した。

本作はアレクサンドル・グラズノフの音楽が大変美しい中世十字軍の時代の物語で「プティパ最後の傑作」といわれる古典バレエだ。新国立劇場では、この格調高い古典名作を当時英国ロイヤルバレエで活躍していた吉田都芸術監督らを主演ゲストに招き2004年に初演。牧阿佐美の格調の高い振付と演出、現代的でスピード感あふれるスペクタクルな舞台展開、そしてルイザ・スピナテッリの色彩が印象的な衣裳・舞台美術は大変評判をよび、朝日舞台芸術賞を受賞した。

物語は十字軍の遠征に出ているジャン・ド・ブリエンヌと密かに婚約の約束をしているライモンダが主人公。彼との再会を夢に見るほど彼の帰還を待ちわびている。サラセンの王アブデラクマンも、美しいライモンダを憎からず思っていた。ライモンダの叔母である伯爵夫人の館で開かれた宴に招待されたアブデラクマンは宝石や数々のめずらしい踊りで彼女の気を引こうとするが、そこにジャン・ド・ブリエンヌが登場して、彼女をめぐり決闘へ。見どころ幻想的な色彩の美術で描かれる、中世の華やかな歴史絵巻である。

第1幕ではクラシック、第2幕ではキャラクター・ダンス、第3幕ではハンガリー風と幕ごとに異なるテイストの踊りを味わえ、スピーディーに展開するドラマと共に、踊りの醍醐味もふんだんに盛り込まれる。恋の三角関係のドラマが運ばれていく前半に対し、特に第3幕では有名な「グラン・パ・クラシック」で8組の男女カップルを従えたライモンダとジャンによる豪華絢爛な踊りは最大の見せ場だ。

発表となった対談には吉田芸術監督と、6月に上演される第4回日本舞踊 未来座=祭(SAI)= 『夢追う子』で構成・演出・出演を務めた松本幸四郎丈が登場。それぞれ本番を控えるふたりのスペシャル対談は『ライモンダ』公演リーフレットに掲載される。

このリーフレットは『ライモンダ』に来場すると無償で配布予定。ぜひ劇場での観劇と併せて楽しんでほしい。

■公演情報
新国立劇場バレエ団『ライモンダ』

日程:
6月5日(土)14:00~
6月6日(日)14:00~
6月11日(金)14:00~
6月12日(土)14:00~
6月13日(日)14:00~

会場:新国立劇場 オペラパレス

※ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前。開演後は入場制限。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービス、バックステージツアーは当面休止。
※6月5日(土)は学校団体が入る予定。