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純烈の「ラブレター」の思い出は? 明治座で初座長公演上演へ

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インタビュー

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純烈(左から、小田井涼平 白川裕二郎 後上翔太 酒井一圭) 撮影:源賀津己

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ムード歌謡の人気コーラスグループ「純烈」が明治座で初の座長公演を務めることになった。
第1部では1920年代のニューヨークを舞台にしたコメディ『ラブレターを取り返せ!』を上演し、第2部では瀬川瑛子、美川憲一、コロッケ、森口博子、前川清といった豪華なゲストが日替わりで出演するコンサートが開かれる。
純烈のメンバー酒井一圭、後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平に、公演にあたっての意気込みや「ラブレター」にまつわる思い出を聞いた。

見どころは“ミスター・ウエンズデイ”白川の未知数のお芝居?!

――まずは、初の座長としての心がけたいことや意気込みを教えてください。

小田井 だいたい座長というと、ひとりですが、僕らは4人で力を合わせてやりたいなと思います。僕たちの公演は、ゲストも大先輩ばかり。みなさんの胸を借りながら、力を合わせていい作品をつくれたらと思います。

白川 僕はとにかく体調管理を心がけたいですね。

後上 明治座という素晴らしい劇場の歴史を汚さないようにしながら、観に来てくださるお客様に「あぁ来てよかった」と思っていただけるような1日をお届けしたいですね。公演数も多いので、白川さんが言っていた体調管理は、一番大事だと思います。心身ともに健康で、稽古から千秋楽まで過ごしたいです。

酒井 みんなが無事で健康であればこその舞台なので。いつも通り、安全第一でやりたいという思いです。

――第1部ではコメディを上演されます。それぞれが演技されると思うのですが、ご自分以外の3人に期待するところと不安なところを教えてください。

酒井 白川が声が小さくて、何を言っているか分からないことかな(笑)

白川 いや、グループ結成して、10年経って、今更ですね(笑)

酒井 まぁ、マイクをつけるので、なんとかなると思うんですけどね(笑)。反対に、後上は体当たりの芝居で、声が大きくなりすぎちゃう問題が。でも、小田井さんは大丈夫だと思う。お芝居の時はふざけない。真面目にやりすぎて滑るタイプだと思うので、全然心配ないですね。

後上 リーダーと小田井さんと僕の3人がコーラスグループという設定なのですが、普段の純烈はリードボーカルが白川さんなんですよ。白川さんがいないコーラスグループで、何をやるのかドキドキしています。もし歌があるなら、お芝居本編の稽古よりも、歌稽古の方に時間がかかるかもしれないですし(笑)

白川さんは、白いスーツを着た実業家の役。きっと“裕ちゃんマダム”たちも満足できるような芝居をしてくださると思います。

白川 お芝居の配役としては3:1という感じになっていますが、いつものようにメンバー同士助け合うと思いますし、お客さんにも助けてもらうんじゃないかなと思いますね。

もともと4人中3人が仮面ライダーなど、戦隊モノ出身。お芝居をやっていたメンバーなので、そういったところも楽しみながら芝居ができたらと思います。

『明治座7月純烈公演』チラシ

小田井 アメリカンコメディのような話になりそうなので、個人的に非常に楽しみにしています。きっとラブレターを取り返すという任務に対して、いろいろなことが起こると思うんですけど、白川“水曜日”さんがどういう芝居をするのかなというのは未知数ですね。

白川 え、待って。“水曜日”さんって?

小田井 だって、(本公演で白川が演じるのが)ミスター・ウエンズデイ役でしょ?(笑)。足を組んで透かした感じでやるのかな、それとも真逆でお調子者な感じでやるのかな。見どころだと思います。

今だから言える、ラブレターの苦い思い出

――「ラブレター」がキーになりそうですが、みなさんのラブレターにまつわる思い出を教えてください。

白川 僕は書いたことはないですけど、もらったことはあります(笑)。

中学生の時に、朝、登校したら、上履き入れに小さな紙が入っていて。女の子の字で「放課後、体育館裏で待っています」と書いてあったんです。「ラブレターじゃん!」と思って、その日の授業は全く身に入らずでした(笑)。

それで放課後、体育館裏に行って、しばらく待ったんですよ。そうして、現れたのが仲良くしている男友達3人で。結局、どっきりだったんですね。苦い思い出です。

小田井 まさか、今回の舞台、そういう話じゃないですよね?(笑)

白川 流石に違うでしょう(笑)

小田井 僕は中学校の時に、ラブレターを書いたことがあります。当時は『ビー・バップ・ハイスクール』とか、不良っぽい感じが格好いい時代で。僕自身、ちょっと不良っぽい女の子に憧れてたんですね。で、当時読んでいた漫画にヒントを得て、女の子は自分の似顔絵を描いてくれたら喜ぶと勝手に思い込んで(笑)。アニメ『超時空要塞マクロス』が大好きだったので、キャラクターデザインをしている美樹本晴彦さんの絵のタッチで、その意中の子の絵を描いて。

そうしたら、見た瞬間に気持ち悪がられました(笑)。今なら分かりますよ、ものすごい気持ち悪いことしたなって。でも、当時はそれが正しいと思っていたんですよ。当時の映画のタイトルなんかも書いたりしてね。「愛・おぼえていますか」とか。

酒井・白川・後上 気持ち悪い……(笑)

後上 僕もラブレターを書いたことがあるんですけど、もうほぼ付き合う直前だったので、内容は別にトリッキーな感じではなくて、普通に「好きです」みたいなことを書きました。

でもね、ラブレターって、相手に渡すじゃないですか。そうすると、向こうが捨てない限りは、実物は残るわけですよ。しばらくはふたりだけの秘密でも、周囲に自慢したいがために、相手が内容を話し始めたりするんです。そういう時にこそラブレターを取り返したくなりますね。

酒井 私は完全に子役上がりなので、証拠は残さないタイプでした(笑)。情報が漏れるのは目に見えているのでね、そういうことはしなかったですよ。その相手と、一対一の記憶があればいいじゃないですか。

小田井 それ聞いたら僕めちゃめちゃ恥ずかしいじゃない。「愛・おぼえていますか」って……(一同笑)

――第2部では、日替わりで豪華なキャストが揃いました。

酒井 明治座、やりすぎやと思う(笑)。みなさん、座長級の方々なので。明治座という舞台での立ち振る舞いなど、いろいろな攻撃パターンを学べるチャンスです。僕ら自身、すごく鍛えられると思うし、楽しみですね。本当は客席で観たいぐらいですよ(笑)

後上 本当に。客席で観たい(笑)

酒井 全公演通して観ても、きっと飽きないと思う。

小田井 僕ら座長なんですけど、逆に大先輩からお小遣いもらえへんかな?(笑)

白川 本来なら僕たちがあげる立場だけれどね(笑)

小田井 5人ゲストがいるから、5回もらえるのかな……。

酒井 なに、金に困っているの?(笑)

後上 小田井さんは、お金が好きなだけですよ(笑)

大きな劇場でも変わらない「純烈イズム」を

――では、最後に本公演の見どころを教えてください。

酒井 僕らとしては2019年の『50周年記念 前川清特別公演』に5人で出演する予定だったのに、メンバーが1人辞めてしまって。あの時に「4人でも頑張って」と、前川さん、そして明治座さんに助けてもらったんです。これまでで一番のグループ存続の危機を救っていただいた、恩返しの気持ちがあるんです。

だから千秋楽、私はお芝居もコンサートも関係なく、泣いている可能性があります。前川さんがゲストだし、明治座さんだし、お客さんもいるわけでしょう。

それに、僕らみたいな、ベテランさんと若い人の間、キャリアはないけど年齢はそれなりにいっている存在が、座長として成功すれば、きっと後輩にもつながったりすると思うんです。だから、ここはなんとしても勝たなあかんという決意です。

後上 初めての座長公演ですし、今リーダーが話したような背景を考えるといろいろと思うこともあるんですけど、今回の公演を観に来てくださるお客様の中には、そうした事情をわかってくれている人もいれば、極端な話「連れてこられた」というような人もいるはずで。その人たちにも「今日来てよかったな」と思ってもらえるようにしたいですね。

明治座さんというスケールの大きな劇場でも「純烈イズム」を変わらずにやりたいなと思っています。

白川 僕たちのグループで初めての座長公演です。ムード歌謡の先輩たちが座長を務めるというのはあまり聞いたことがなかったので、今回そういった意味でも初めてになるかなと思います。

またお芝居は、1920年代のニューヨークが舞台ということで、ハードルが高いのかなと思ったりもするんですけど、そういったことも楽しみたいですね。 ファンのみなさんはきっとワクワクしながら観にきてくれると思いますし、僕たちもドキドキしながらの公演になると思うんですけども、座長だからと肩肘張らずに、いい意味で力を抜いて、ひとりでも多くの人に楽しんで帰ってもらえたらと思います。

また純烈が明治座さんに呼んでもらえるように。まずはこの作品をしっかりと力を合わせて乗り切っていきたいなと思います。

小田井 今回のお芝居は1920年代のニューヨークを舞台にしておりますが、脚本家の方は僕ら純烈のことをよく分かってくださっているなと思うんです。

僕ら3人が売れないコーラスグループ。そして実業家の「水曜日」さん。彼が自分の昔の恋をもみ消すためにラブレターを盗んできてくださいという仕事の依頼をする。

普通に考えれば、売れないムード歌謡グループに仕事が舞い込んだとなれば、歌の仕事のはず。歌わせる気であればね。でも、そうじゃない。ラブレターを取り返すというミッションを仕事にして、歌では勝負させないあたりが、純烈のことをよく分かっているなと思いました(笑)。

――深読みしていますね(笑)

小田井 いや、純烈らしさを汲んでくれて、本を面白く書いてくださるのかなと思ったので。とにかく今回は僕らにとっての初めてづくしの公演なので、そこは大いに期待していただきつつ、僕らも一番の目玉として頑張っていきたいと思います。



取材・文:五月女菜穂 撮影:源賀津己

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『明治座7月純烈公演』
第1部『ラブレターを取り返せ!』 /第2部 純烈コンサート 2021 『 Love Letter 』
脚本:横山一真
演 出:村上大樹
出演: 純烈(酒井一圭・後上翔太・白川裕二郎・小田井涼平)
星野真里 / 曽我廼家寛太郎 / 磯野貴理子

第2部 Special Guest:瀬川瑛子 / 美川憲一 / コロッケ / 森口博子 / 前川清
※Special Guestは公演日によって出演者が異なります

2021年7月2日(金)~2021年7月18日(日)
会場:明治座

チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2107112

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