メル・ギブソンが剣を振り上げ…SFアクション「コンティニュー」新映像
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「コンティニュー」新場面写真
“死の1日”を無限ループする男を描くSFアクション「コンティニュー」より、本編映像の一部がYouTubeで公開された。
本作は謎の殺し屋集団に狙われ、何度死んでも朝目覚めた瞬間に戻ってしまう元デルタフォース特殊部隊員ロイを主人公に据えた物語。ロイを「アベンジャーズ/エンドゲーム」などで知られるフランク・グリロ、科学者である元妻をナオミ・ワッツが演じ、極秘計画“オシリス”の責任者・ヴェンター大佐にメル・ギブソンが扮した。
ヴェンター大佐がボロボロになったロイに話し掛ける様子を捉えた本映像。何度もこの場面に直面してきたロイが「毎回フレーズが全部同じだ」と心の中でつぶやく場面、そしてそのあとに続くヴェンターの言葉を聞き「待て」「まだ生きてるぞ。この先は初耳だ」と驚くさまが収録された。最後にはヴェンターが剣を振り上げるシーンも。
ギブソンは「最後にフランクと一緒に仕事をしたのは、2010年の『復讐捜査線』という映画だった。あの映画では最後に一緒に映るシーンで彼を蜂の巣にしたんじゃなかったかな。今回の映画では、お互いを何度も蜂の巣にするよ。フランクはとてもエネルギッシュで、存在感があって、面白いやつだ」と絶賛する。
また本作については「アクション映画を新しいレベルに押し上げる作品だ。主人公は毎朝、暗殺者が顔にナイフを突き付けているような状況で目を覚ます。でもそこには、物事はやり直せるということ、そして犯した間違いは正せるという教訓が含まれているんだ」と述懐。「過去に戻って自分の人生の一部をやり直せるとしたら、どうするかと問いかけるんだ。 それは先のことを考えることとも関連している。過去に戻ってやり直す機会を与えられるとしたら、過去の罪を、あるいは自分がしたことを償えるとしたらどうするかとも問いかける。 この映画を観て、そのことについて少しでも考えてもらえたらと思う。それも楽しみながら考えてほしい」とアピールした。
「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のジョー・カーナハンが監督を務めた「コンティニュー」は、6月4日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。
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