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ぴあ 総合TOP > 小瀧望、瀬奈じゅん、成河らによりアガサ・クリスティの傑作「検察側の証人」がよみがえる 2021年8月より東京・兵庫・大阪にて上演

小瀧望、瀬奈じゅん、成河らによりアガサ・クリスティの傑作「検察側の証人」がよみがえる 2021年8月より東京・兵庫・大阪にて上演

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(左から)小瀧望、瀬奈じゅん、成河

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2021年8月より東京・兵庫・大阪にて舞台「検察側の証人」を小瀧望(ジャニーズWESR)、瀬奈じゅん、成河らの実力派キャストで上演することが決定した。

ミステリーの女王と呼ばれる世界的な推理小説家アガサ・クリスティ。演劇の造詣も深く、戯曲作家としてもまた傑作を残した彼女の『検察側の証人』は、『ねずみとり』『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演され、舞台劇の最高峰と称賛される法廷ミステリーの決定版だ。“これは私が描いた戯曲の中でも、お気に入りの一つであった”と、クリスティ自身も自伝の中で語る、緊迫感あふれる応酬と観客の度肝を抜く展開は必見となっている。

翻訳・演出は、読売演劇大賞 優秀演出家賞など数々の演劇賞を受賞、今最も注目を集めている演出家の一人・小川絵梨子。意外にもクリスティ作品を手がけるのは初めてとなる。小川は2004年にニューヨーク・アクターズスタジオ大学院 演出部を日本人で初めて卒業、06~07年に平成17年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修生として海外に学び、18年9月より新国立劇場 演劇芸術監督に就任。リアルで緻密な人間描写と、時に大胆な緩急ある演出に定評のある小川が翻訳から作品作りを手がける。

物語は、容姿端麗な青年レナード(小瀧望)が大富豪で独り身の婦人を撲殺した容疑で起訴されるところから始まる。彼は全くの無罪を主張しているものの、状況証拠は彼に不利なものばかり。被害者とレナードは、道で困っているところを彼に助けられて以来交流があり、事件当日も被害者宅を訪ねていたこと、事件当時、彼は無職で金に困っていたこと、そして、彼には確実なアリバイが無いこと。レナードはあえなく逮捕され、敏腕検事のマイヤーズ(成河)が事件を担当することに。彼を裁く法廷が開かれ、法廷弁護人と検事の答弁が白熱の応酬となる中、唯一のアリバイを妻ローマイン(瀬奈じゅん)が証言する、はずだった。しかし、法廷に立った彼女から口を突いて出た言葉は、彼から『婦人を殺した』と告白された、という「検察側の証人」としてのものだった……。

東京・兵庫・大阪公演のいずれも、チケットの一般発売は7月17日(土)より開始となる。詳しくは公式HPをチェックしよう。

■小瀧望
作品のお話を聞いて、ぜひ!やりたいと思いました。改めて読んで、書かれたクリスティ自身も気に入っている作品というのも納得のとても面白い作品だと思いました。
演出の小川さんと稽古場で、色々話しながら作り上げていければと思います。小川さんとご一緒できる時間を楽しんで、また先輩方との芝居のコミュニケーションも楽しみです。
僕の演じる青年・レナードについては、節々に狂気的な愛を持った人物だな、と感じました。僕自身、知らない自分に出会えそうです。全く違った僕をお見せできると思います。
まだまだ、気の抜けない状況で、我慢をしていただくところもありますが、生で感じるエンターテイメントのすばらしさを伝えていくことも、僕の使命だと思っています。生の演劇に触れて、生の役者のパワーに触れて欲しいと思います。
劇場では、傍聴席にいるような気持ちで、ぜひ傑作ミステリーを楽しんで下さい。

■瀬奈じゅん
このお話を頂いた時、とにかく興奮しました。
出演するのが夢であった「検察側の証人」という作品である事。
そして何より、小川絵梨子さんの演出であるという事。
今はまだその興奮が収まりきっていない状態ですが、共演者の皆様と共に、しっかりと誠実に稽古を重ねて参りたいと思います。
このような状況下ではありますが、足をお運び頂けたら嬉しく思います。

■成河
心から信頼する小川絵梨子さんの演出、頼もしく力強い共演者の方々と一緒に、新しい時代の『検察側の証人』を創れることを嬉しく思います。時代を経ても決して古びることのないアガサ・クリスティのこの法廷ミステリーを、さらに今回新翻訳で、より今の私たちに近しいエンターテイメントとして甦らせる事が出来るのではないかと期待しています。出口の見えない不安な日々に少しでも、上質な娯楽、前向きで建設的な思考を、皆さんと共有出来るよう、気を引き締めて稽古に臨みたいと思います。お楽しみにお待ちください。

【公演概要】
「検察側の証人」
作:アガサ・クリスティ / 翻訳・演出:小川絵梨子
公式サイト:https://www.kensatsugawa.com

<キャスト>
青年レナード・ボウル:小瀧望(ジャニーズ WEST)
ローマイン・ハイルガー:瀬奈じゅん
ウィルフリッド卿:大滝寛
首席秘書カーター・判事:浅野雅博
ハーン警部・警官:寺西拓人
ワイアット博士:斉藤直樹
グリーダ:林愛夏
クレッグ・看守:西川大貴
裁判書記・廷吏:阿岐之将一
ジャネット・マッケンジー:那須佐代子
事務弁護士メイヒュー:梶原善
検察マイヤーズ:成河

<公演日程>
東京:2021年8月28日(土)~9月12日(日) 世田谷パブリックシアター
兵庫:2021年9月16日(木)~9月20日(月・祝) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
大阪:2021年9月23日(木・祝)~9月28日(火) 枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール

<チケット情報>
●東京公演〈世田谷パブリックシアタ―〉
S席:10,500円 / A席:8,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
一般発売日:2021年7月17日(土)
お問い合わせ:チケットスペース 03-3234-9999(平日 10:00~12:00 / 13:00~15:00)
主催:シーエイティプロデュース

●兵庫公演〈兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール〉
10,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
一般発売日:2021年7月17日(土)
お問い合わせ:芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255(10:00~17:00 月曜休 ※祝日の場合翌日)
運営協力:サンライズプロモーション大阪
主催:シーエイティプロデュース / 兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

●大阪公演〈枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール〉
S 席:10,500円 / A席:8,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
一般発売日:2021年7月17日(土)
お問い合わせ:枚方市総合文化芸術センター別館 072-843-5551(9:30~20:00 火曜休館、祝日除く)
運営協力:サンライズプロモーション大阪
主催:枚方市総合文化芸術センター指定管理者 アートシティひらかた共同事業体 / シーエイティプロデュース

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