代役稽古に集まった若者たちは…福田悠太×谷村美月×和田琢磨の三人芝居
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福田悠太
福田悠太(ふぉ~ゆ~)、谷村美月、和田琢磨による三人芝居「UNDERSTUDY/アンダースタディ」が、8月に東京、9月に大阪で上演される。
「UNDERSTUDY」は、アメリカの劇作家テレサ・レベックが2008年に発表した作品。日本初演となる今回は、翻訳を平田綾子、演出を深作健太が担う。劇中ではブロードウェイのとある劇場を舞台に、代役稽古のため集まった3人の若者が描かれる。そこではフランツ・カフカの“幻の戯曲”が上演されていた。代役のハリー(福田)、本役で映画スターのジェイク(和田)、そして舞台監督のロクサーヌ(谷村)は切磋琢磨しながらリハーサルを進めていくが、3人の知らないところで興行に関わる大きな問題が起こっていて……。
福田は「共演者のおふたりとは初めましてですが、同世代という事で楽しく過ごせる事を期待しつつ、実力者の素晴らしいお2人なので近くでお芝居を感じる事のできる贅沢な時間を大事にしたいです」と谷村、和田との共演に期待を寄せ、「精一杯、ハリー役を務めさせて頂きますので、是非、熱い思いを劇場に感じにきて下さい。新しいチャンスを下さった皆さまに感謝します」とコメント。
谷村は「こんなにテキパキとした格好良い役を演じたことが無いので、自分の中でも想像が出来ていない部分がある」と胸の内を明かしつつ、「この作品の持つ、謎めいた暗さみたいなものが特に好きで、今からどんな作品になっていくのか、とても楽しみにしています」と意気込みを語る。さらに和田は「自分にとって、この作品から学べることはきっと沢山あるはずと期待する反面、相当な覚悟と気概を持って取り組まなければ恥をかくなという引き締まる思いでもあります」と気合十分に述べた。
東京公演は8月18日から29日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエスト、大阪公演は9月11日に大阪・松下IMPホールにて。チケットの一般前売は7月24日にスタートする。
福田悠太コメント
この度、また素敵な作品とのご縁を頂きました。「アンダースタディ」僕にとっても挑戦の時間になりそうです。初めてのストレートプレイでの3人芝居。緊張もしますが、毎日刺激的な日々を過ごせると思うとワクワクします。共演者のおふたりとは初めましてですが、同世代という事で楽しく過ごせる事を期待しつつ、実力者の素晴らしいお2人なので近くでお芝居を感じる事のできる贅沢な時間を大事にしたいです。そして、演出家の深作健太さん。取材の時に初めてお会いした時に優しく接して下さり、この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。ありがとうございます。あの取材の時のように稽古場では優しく、そして時には厳しく、ビシバシとよろしくお願いします。精一杯、ハリー役を務めさせて頂きますので、是非、熱い思いを劇場に感じにきて下さい。新しいチャンスを下さった皆さまに感謝します。
谷村美月コメント
私が演じる、ロクサーヌという女性はどんなときでも冷静で格好良い女性という印象で、こんなにテキパキとした格好良い役を演じたことが無いので、自分の中でも想像が出来ていない部分があるのですが、他のハリーやジェイクがとても若々しくて純粋なので、温度差のある3人の掛け合いが面白くて、クスッと笑ってしまいます。この作品の持つ、謎めいた暗さみたいなものが特に好きで、今からどんな作品になっていくのか、とても楽しみにしています。
和田琢磨コメント
舞台「アンダースタディ」でジェイクを演じます和田琢磨です。外国の戯曲は私にとって初めての挑戦です。しかも登場人物が三人の芝居ということで、濃密な会話劇が予想されます。自分にとって、この作品から学べることはきっと沢山あるはずと期待する反面、相当な覚悟と気概を持って取り組まなければ恥をかくなという引き締まる思いでもあります。座組の皆様と協力して楽しい作品を創ってまいりたいと思いますので、ぜひ劇場に足をお運びください。
「UNDERSTUDY/アンダースタディ」
2021年8月18日(水)~29日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
2021年9月11日(土)
大阪府 松下IMPホール
作:テレサ・レベック
翻訳:平田綾子
演出:深作健太
出演:福田悠太(ふぉ~ゆ~)、谷村美月、和田琢磨