あごうさとし、フリーアナウンサー・能政夕介と共に“アナウンス”の変遷たどる
ニュース

あごうさとし×能政夕介「フリー/アナウンサー」が、6月23日から25日まで京都・THEATRE E9 KYOTOで上演される。
「フリー/アナウンサー」は、作と出演をフリーアナウンサーの能政夕介、演出をあごうさとしが手がける作品。本作は、1925年にラジオ放送のアナウンサーが誕生してから約100年、時代の移り変わりと共に変化してきた“アナウンス”の変遷をたどる実験作となっている。
公演の公式サイトでは、能政とあごうのメッセージを掲載。能政は「言葉を扱うアナウンサーに自由はあるのか。言語表現における自由とは何か。当たり前だと思考している音や対象に、混乱を加えたとき、新たな発見が広がっていく」、あごうは「彼が混乱と言っているのは、多分私のことも指していると思うが、そんなつもりは毛頭無い。純粋な言葉の主体が、歩行の中に立ち現れると思う。この街に移住したフリーのアナウンサーの第一声をなんとか全国に届けたい」と、それぞれコメントしている。
上演時間は約1時間。なお本作は、劇場公演に加え、音声配信も行われる。
あごうさとし×能政夕介「フリー/アナウンサー」
2021年6月23日(水)~25日(金)
京都府 THEATRE E9 KYOTO
演出:あごうさとし
作・出演:能政夕介