ロキは善良?危険?カリスマ?クリス・ヘムズワースやマーク・ラファロが明かす
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「ロキ」
マーベル・スタジオのドラマシリーズ「ロキ」の配信にあわせ、「アベンジャーズ」キャストであるクリス・ヘムズワースやマーク・ラファロのコメントが到着した。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」後の世界を舞台にした「ロキ」。時間の流れを守る謎の組織TVAに拘束されたロキが、自分が改変してしまった現実をもとに戻す任務を与えられ、冒険に繰り出すさまが描かれる。嘘と裏切りを愛するロキをトム・ヒドルストンが演じた。
ロキの義理の兄ソーを演じてきたヘムズワースは「ロキには善良な心もあるはずなんだ。ソーとロキの間に、素晴らしい兄弟愛を感じられる瞬間もある。一方で少しねじ曲がった面もあるけどね。トムがこの役にみんなが共感するようないろいろな要素を与えたことで、愛される存在になったんだと思う」と話す。一方「アベンジャーズ」でロキを振り回していたハルク役のラファロは「ロキは危険な存在でもある。彼は誰に対しても忠誠心を持っていない。善良になって正しい行ないをすべきだとソーがいくら後押ししても聞かないんだ。でもそこが、いかにもロキらしいんだよね」と語った。
「ロキ」の監督を務めたケイト・ヘロンは「ロキにはとても共感できる点やカリスマ性がある。彼は、私たちが応援せずにはいられない人だよ」とコメント。またヒドルストン自身は「これほど複雑なキャラクターを演じたのは初めてだった。僕がロキを演じるたびに直面するのは、新たな彼の演じ方を見出すこと。彼を興味深い存在にし続けている理由はその複雑さにあるんじゃないかな」と自身が演じる役の魅力を述べた。
「ロキ」は6月9日にディズニープラスで日米同時配信スタート。毎週水曜16時に新エピソードが配信される。
(c)2021 Marvel