濱口竜介「偶然と想像」冬に劇場公開、ベルリン映画祭授賞式への監督登壇も決定
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濱口竜介監督作「偶然と想像」が2021年冬に劇場公開される。
第71回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)受賞した本作。「偶然」と「想像」をテーマにした短編3つからなるオムニバスで、第1話「魔法(よりもっと不確か)」には古川琴音、中島歩、玄理、第2話「扉は開けたままで」には渋川清彦、森郁月、甲斐翔真、第3話「もう一度」には占部房子、河井青葉が出演している。
濱口と「ハッピーアワー」などのプロデューサー・高田聡がともに企画を立ち上げ、2019年夏から約1年半を掛けて制作。脚本は濱口が手がけ、撮影は3話すべて「うたうひと」「ひかりの歌」の飯岡幸子が担当した。
今回の受賞に際し、濱口が現地の授賞式に出席することも決定。濱口はイタリア現地時間6月13日に行われる授賞式と、15日の公式上映に登壇予定だ。
なお濱口の新作「ドライブ・マイ・カー」は8月20日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。同作は、フランス現地時間7月6日から17日にかけて開催される第74回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品される。
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