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高島礼子が黒谷友香を抱きしめる、戦後長崎を舞台にした「祈り」予告公開

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「祈り ー幻に長崎を想う刻ー」ポスタービジュアル

高島礼子と黒谷友香がダブル主演する「祈り ー幻に長崎を想う刻ー」の予告編がYouTubeで公開された。

戦争の爪痕が色濃く残る昭和32年の長崎を舞台とする本作では、浦上天主堂に残されたマリア像を盗み出そうとする2人の女性の姿が描かれる。高島は被爆によるケロイドを持つカトリック信徒・鹿役、黒谷は原爆の跡地で自分を犯した男を探す忍役で参加。マリア像に美輪明宏が声を当てたほか、田辺誠一、金児憲史、村田雄浩、寺田農、柄本明、温水洋一もキャストに名を連ねた。

さだまさしによる主題歌「祈り」が流れる予告には、鹿ががれきの山と化した浦上天主堂でマリア像の首を見つめる様子、涙を流す忍を抱きしめる場面を収録。雪に降られるマリア像の姿も捉えられた。

田中千禾夫による戯曲を映画化した「祈り ー幻に長崎を想う刻ー」は、8月20日より東京のシネ・リーブル池袋ほか全国でロードショー。長崎のユナイテッド・シネマ長崎では8月13日に先行公開される。監督は「天心」「サクラ花 -桜花最期の特攻-」「ある町の高い煙突」などを手がけた松村克弥が担った。

(c)2021 Kムーブ/サクラプロジェクト