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熾烈なバトルが“目の前”で展開! 『モータルコンバット』IMAXでも上映開始

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『モータルコンバット』 (C)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

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世界中で熱狂的なファンを多くもつ超人気ゲームの世界観と、超絶アクション表現を融合させた大作『モータルコンバット』がナンバー1ヒットを記録したアメリカ続き、日本での公開をスタートさせた。本作は通常の映画館での上映も行われているが、一部の劇場ではIMAX(R)(以下、IMAX)でも上映されている。圧倒的に高精細な映像と重厚な音響で映画ファンから厚い信頼を集めているIMAXだが、本作との相性はバツグン。IMAXで鑑賞すると“目の前で本当にキャラクターが戦っている”感覚を味わえる。

1992年に誕生した対戦格闘ゲーム『モータルコンバット』は、個性豊かなキャラクターを駆使して戦う超人気ゲーム。相手にトドメを刺す演出“フェイタリティ”がゲーマーのハートを掴み、現在まで続く一大シリーズになっている。これまでも本作を基にしたコミックや映画は存在したが、現在公開されている映画は『ソウ』シリーズや『アクアマン』を手がけるジェームズ・ワンがプロデューサーを務め、日本から真田広之、浅野忠信らも出演する壮大な作品になった。

物語に登場するのは、胸にドラゴンのあざを持つ戦士たち。彼らは太古の昔から人間の世界と魔界の世界が対峙する格闘トーナメント“モータルコンバット”の参加者たちだ。そんな自身の生い立ちを知らない総合格闘技選手のコールは、魔界の皇帝が放った刺客“サブ・ゼロ”に命を狙われたことをきっかけに自身の運命を知り、世界を救うため、一瞬の油断が命取りになる危険なバトルに身を投じることになる。

IMAXデジタルシアターは、鮮明な映像、観客を包み込むような音響、観客の視界いっぱいに広がるスクリーンで最高の映像体験が楽しめる劇場として、世界中で愛されている。どの映画もIMAXの劇場で最高の状態で楽しめるように調整が行われており、その作品が本来持っているポテンシャルが最大限に引き出されているが、観客がIMAXに期待するポイントはいくつかあるのではないだろうか?

ひとつは作品世界への“没入感”だ。未知の惑星を舞台にした『アバター』や、主人公が宇宙空間に放り出される『ゼロ・グラビティ』をIMAXで鑑賞すると、周囲の環境が一切気にならずに作品の世界に入り込んだような感覚が味わえる。『モータルコンバット』でも魔界や様々なバトルステージが登場するが、ここでIMAXの"没入感”が効果を発揮する。真田広之演じる"ハサシ・ハンゾウ/スコーピオン”と宿敵“ビ・ハン/サブ・ゼロ”の対決シーンは、金網と複数のエリアが組み合わさった空間で戦いが行われるが、IMAXで観ると作品世界への没入感は圧倒的だ。繰り出される攻撃で破壊されるステージの破片、凍りつく金網の細部まで漏らすことなく目に飛び込んでくる。

そしてIMAXといえば音響効果の良さも欠かすことのできないポイントで、本作では対決シーンなどで様々な音がIMAXの音場をフルに活用して鳴り響く。拳のあたる音、武器がぶつかり合う金属音の生々しさ、倒された戦士が地面に接触する瞬間の鈍い音の響きは客席で観ているだけなのに“痛い”と感じるほどだ。本作はいたずらに音楽でシーンを盛り上げるような雑な演出ではなく、戦士の攻撃と防御の一手一手が考え抜かれており、キックひとつでも状況によってヒットした時の音が違う。IMAXの音響は迫力があるだけでなく、小さな音までも丁寧に表現する“繊細さ”も備えており、音に注目するだけでも「いまの攻撃は大きなダメージを与えたな」「いまのは防御が攻撃を上回った」など、駆け引きの細部まで楽しめるはずだ。

つまり、本作はIMAXの最大の魅力である“臨場感”をフルで楽しめる映画と言えるだろう。視界に余計なものが入ってこない状態で、音響は小さな音から拳が身体に接触する生々しい響きまで完璧に表現する。観客は目の前で戦士たちが戦い、ダメージを受け、息遣いが変化し、武器が相手の攻撃とぶつかり合う感触を感じられる。次の攻撃を考える一瞬の迷いや、攻撃が防がれた時の焦り、渾身の一打が相手に当たった時の快感がIMAXの劇場では映画の出来事ではなく“目の前で起こっていること”のように感じられるのだ。

そして『モータルコンバット』で絶対にハズすことのできないトドメの演出“フェイタリティ”も、IMAXではド派手さ、爽快感、表現の過剰さが際立って伝わってくる。フェイタリティは、単に暴力的なだけでなく、相手が決定的なダメージを食らい、観客やゲームプレイヤーの期待が高まりきったところで満を辞して登場するファンへのご褒美のような場面だ。戦いの果てに訪れる待ちに待った瞬間。本作に足を運ぶのであれば、IMAXシアターの最高の環境で、最強の“トドメの一撃”を目撃したいところだ。

『モータルコンバット』
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