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本当は観てほしくない!?メンバー5人が「がんばれ!TEAM NACS」をアピール

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「WOWOWオリジナル『がんばれ!TEAM NACS』」完成報告会見の様子。左から森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真。

「WOWOWオリジナル『がんばれ!TEAM NACS』」の完成報告会見が本日6月19日に東京・Lumine 0で行われ、TEAM NACSのメンバーである森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真が登壇した。

本作はTEAM NACSの結成25周年とWOWOW開局30周年を記念したプロジェクト。音尾が監督を務めた「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」をはじめ、国民的グループを目指した楽曲制作など、多彩な企画が全9回で展開していく。NHKの大河ドラマなどを手がけたことで知られる堀切園健太郎が監督を務め、3つのカメラを駆使して撮影された。

大泉は「50代のおじさんたちの謎の番組なのに、この(カメラの)フラッシュの数の多さに驚いています」と喜び、「自分の作品では断られたスタッフが何故かこの番組を担当していて、無駄に豪華なんですよ」と打ち明けて会場の笑いを誘う。森崎は「ほぼ準備もなく撮影に入ったため、気が付いたら撮影が終了し、記憶があいまい。僕たちの生態を撮ってもらったフェイクドキュメンタリーです」と紹介し、安田は「バカバカしいことや無駄なことを切り取った僕たちを知ってほしい」と呼びかけた。

お気に入りのシーンについて森崎が「5人での入浴シーンがお気に入り。全員で札幌の温泉に入れてうれしかったですし、メインビジュアルにも起用されているんですよ!」と述べると、そのビジュアルを見たメンバーから「何で音尾は、脇を隠しているの!?」と指摘が。これに音尾は「セクシーアピールです」と満足気な様子で返す。

戸次は吉田羊が悪役“女帝デロリアン”として参戦した「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」に触れ、「吉田さんは各メンバーそれぞれとは仕事をしたことがあるんですが、全員とは初めてということで。超ノリノリで!」と回想。瑛人と歌を作るシーンに臨んだ大泉は「作曲をお願いし、断られるという設定だったんですが、彼の“いい人キャラ”が出て、結局はその場で曲を作り続ける流れに。最終的に俺も歌わされる羽目になっちゃって……」と本作ならではのハプニングを明かす。

イベントでは、スケジュールの都合で参加できなかった堀切園からメッセージが到着。堀切園による「彼らたちを追っていると、ピリピリしたかと思えば、急にイチャイチャしてみたり、すっかりだまされているうちに、自分が子ナックス(ファンの愛称)になってしまいました」という言葉に、森崎は「子ナックスに足を踏み入れていただいてうれしいです」と口にした。

最後に音尾は「フェイクドキュメンタリーだけど、自分の言葉で表現している部分もある。僕たちの今までの歩みとともに感じ取ってほしいです」、大泉は「間違いなく面白い。ファン以外でも、この新しい映像の世界の扉を開いてほしいです」とコメント。戸次は「声を大にして言いたいです! あくまでフィクションです!」と言い、安田は「僕たちは25周年、WOWOWは30周年。自分たちの作品を介して、WOWOWの挑戦を見てほしいです」と呼びかける。そして森崎は「TEAM NACSはWOWOWが大好きです! 『野生の王国』のように僕たちの生態を暴く部分もあり、本当は観てほしくない!」と声を上げ、イベントの幕を引いた。

「WOWOWオリジナル『がんばれ!TEAM NACS』」は明日6月20日にWOWOWプライム、WOWOW 4Kで本放送がスタート。放送スケジュールの詳細は番組公式サイトで確認を。