M・ムーア「華氏119」本予告編、過去のトランプが「撮らないでくれよ」と“前フリ”
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「華氏119」
ドキュメンタリー作家マイケル・ムーアの最新作「華氏119」の本予告編がYouTubeで公開された。
「華氏911」でジョージ・W・ブッシュ政権を猛烈に批判したムーア。現アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプを標的に選んだ本作では、彼を当選させたアメリカ社会にも斬り込んでいく。タイトルの“119”は、トランプの大統領当選が確定し彼が勝利宣言をした2016年11月9日から取られた。字幕監修は池上彰が担当している。
公開された映像には、過去に出演したトーク番組でトランプがムーアに「私の映画は撮らないでくれよ」と釘を刺すという、まるで現在の状況を“前フリ”するような場面が切り取られた。このほか、アドルフ・ヒトラーのスピーチにトランプの声を当てたシーン、手錠を持ったムーアが「逮捕に行くぞ!」とミシガン州の州会議堂に乗り込むさまが収められている。
「華氏119」は11月2日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。なお本作は、10月25日から11月3日に開催される第31回東京国際映画祭に出品される。
(c)2018 Midwestern Films LLC 2018