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俳優の李麗仙が79歳で死去、息子・大鶴義丹「アングラ女優人生を全うした」

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ナタリー

俳優の李麗仙が肺炎のため6月22日に死去した。79歳だった。

1963年に唐十郎主宰の劇団“状況劇場”の設立に参加し、同劇団の看板女優として活躍した李。結婚した唐との間に息子の大鶴義丹をもうけるも、その後離婚した。2016年には映画「ホテルコパン」に出演し、2017年の「六条御息所」が最後の舞台となった。

李は2018年に脳梗塞を患ってからリハビリに励んでいたが、2021年春に肺炎にかかり入院していた。遺族の意向で、葬儀は親族と一部関係者のみで執り行われる。

このたび大鶴は、所属事務所を通して「唯一無二のアングラ女優人生を全うして、一片の悔いなき人生だったと思います」とコメントした。また同発表には「誠に勝手ながら、ご香典・ご供花・ご供物の儀は、固くご辞退申し上げます」と記載されている。

大鶴義丹 コメント

母、李麗仙は、2018年に脳梗塞を患いリハビリに励んでいましたが、今年の春に肺炎になったことから入院生活となり、今月22日に永眠しました。
享年79歳。

私の父である唐十郎とともに劇団「状況劇場」を興し、60年代70年代のアングラ演劇シーンの真っただ中を疾走しました。父、唐十郎とは離婚しましたが、最後まで盟友としての親交はありました。最後の舞台は、2017年の「六条御息所」でした。

唯一無二のアングラ女優人生を全うして、一片の悔いなき人生だったと思います。葬儀は今週末に、家族友人や演劇関係者だけで行う予定です。