「サマーフィルムにのって」監督・松本壮史が語る“最高に熱い青春映画”の誕生秘話
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「サマーフィルムにのって」メイキング写真。前列右が松本壮史。
伊藤万理華主演作「サマーフィルムにのって」のメイキング写真とあわせ、監督を務めた松本壮史のコメントが到着した。
本作は時代劇オタクの女子高生ハダシが、仲間を巻き込み映画制作に奮闘するさまを描くSF青春ストーリー。主人公ハダシを伊藤、未来からやって来た謎の青年・凛太郎を金子大地が演じたほか、河合優実、祷キララ、小日向星一、池田永吉、篠田諒、甲田まひる、ゆうたろう、篠原悠伸、板橋駿谷もキャストに名を連ねた。
松本とともに脚本を手がけたのは、劇団ロロの主宰として知られる三浦直之。長年の盟友である松本と三浦が「長編映画を作りたい」という思いから企画を始動し、「最高に熱い青春映画を作ろう」と意気込んだ2人は数時間でストーリーの大枠とキャラクター像を生み出した。松本は「企画会議では、お互いにアイデアがたくさん溢れ、『これが実現したら凄い!』とお互いにとんでもなくワクワクした」と当時の気持ちの高ぶりを伝える。
また松本は「本作は映画をモチーフにはしていますが、伝えたい事は『映画愛』ではありませんでした」と語る。「『何かを好きという気持ちが、誰かに届いてまた別の誰かを動かす』という事があるように、何かを好きになるという事の持つ力を信じていて、“好きなもの“があることの煌めきや尊さをこの作品を通して伝えたかった」と明かした。
「サマーフィルムにのって」は8月6日に東京・新宿武蔵野館、WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)ほか全国で公開。
(c)2021「サマーフィルムにのって」製作委員会