CEDAR×深作健太、一人芝居「ブリキの太鼓」に河西健吾・津田美波・桧山征翔・大浦千佳
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CEDAR×深作組「ブリキの太鼓」仮チラシ
CEDAR×深作組「ブリキの太鼓」が、8月25日から29日まで東京・サンモールスタジオで上演される。
「ブリキの太鼓」は、1999年にノーベル文学賞を受賞したドイツの小説家ギュンター・グラスの代表作の1つで、1979年に映画化もされた長編小説。演劇ユニット・CEDARと深作健太がタッグを組む今回は、「ブリキの太鼓」を原作としたオリヴァー・レーゼの戯曲を、翻訳家・大川珠季の新訳、深作の演出で立ち上げる。
また、朗読劇ver.と演劇ver.の2種類の形式で上演。朗読劇ver.には河西健吾、津田美波、演劇ver.には桧山征翔、大浦千佳が出演する。上演決定に際し、深作は「たった一人の俳優が、70分で駆け抜ける120年間。この作品は、すべてのオトナ達への挑戦状なのです」とコメント。チケット情報ほか、公演の詳細については続報を待とう。
深作健太コメント
こんなにもドイツ演劇に魅かれるのは何故だろう?
ベルリンへ出かける度、僕はいつも考えてしまいます。
ドイツと日本は、かつて同じ戦争を共に闘い、
共に厳しい<敗戦>を味わいながら、
戦後はまったく違った歴史を歩んで来ました。
オリンピックがすべてをうやむやにしてしまう
今だからこそ、演劇を通じ、
僕たちは自分自身の<罪>と向き合い、
自分自身の<ルーツ>に立ち向かいたいと思います。
たった一人の俳優が、70分で駆け抜ける120年間。
この作品は、すべてのオトナ達への挑戦状なのです。
創立以来、共に歩んで来たCEDARの皆さんと、
大好きな四人の役者さんとのコラボレーション。
まだまだ困難な状況は続きますが、
どうか皆様、ぜひ劇場へお出かけくださいませ。
CEDAR×深作組「ブリキの太鼓」
2021年8月25日(水)~29日(日)
東京都 サンモールスタジオ
原作:ギュンター・グラス
脚本:オリヴァー・レーゼ
翻訳:大川珠季
演出:深作健太
出演
朗読劇ver.:河西健吾、津田美波
演劇ver.:桧山征翔、大浦千佳