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「ギヴン」鈴木仁が子犬のようなさなりの目を回想「めちゃくちゃかわいかった」

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「ギヴン」完成発表会の様子。左から柳俊太郎、鈴木仁、さなり、井之脇海。

FODオリジナルドラマ「ギヴン」の完成発表会が本日7月4日に行われ、キャストの鈴木仁、さなり、井之脇海、柳俊太郎が出席した。

キヅナツキのBLマンガ「ギヴン」をもとにした本作では、ロックバンドのメンバー4人を中心に、彼らの恋愛や成長が繊細に描かれる。プロ顔負けのギターの腕前を持つが音楽への情熱を失いかけている主人公の高校生・上ノ山立夏を鈴木、透き通るような歌声を持つ佐藤真冬をさなりが演じ、バンドメンバーである大学生・梶秋彦に井之脇、大学院生・中山春樹に柳が扮した。

出演が決まった際のことを鈴木は「初めての単独主演ということで緊張もありましたし、喜びもありました。でもこのバンドがメインであることは変わりないので、まずは4人で1つのグループを作っていきながら、この作品をよりよく盛り上げていければなと思いました」と回想する。

井之脇は「友達に男性が好きな男性がいて、2020年のステイホーム中に何を観たらいいかな?と話したら『ギヴンを観たらいいよ』と勧められたんです。だからすごく縁を感じて驚きました」と伝え、「まさか自分が秋彦役をやるとは、と驚きと不安を感じたのですが、このメンバーとならいい青春感を出せるんじゃないかなと思いました」とコメントした。

さなりは「まったくの素ではないですけど、真冬に共通している部分はあるので意識しながら演じました」と述懐。ライブシーンの撮影でさなりの歌声を聴いた柳は「素晴らしかったです。マイクを通して聴いた歌声は感動しました」と、井之脇は「それまでは違う方の声で練習していたので、真冬としてのさなりさんの歌声を聞いて、一段ギアが上がったと言いますか、鳥肌が立ったのを覚えています」と絶賛する。

さなりは演出の三木康一郎から「“プロ”を出さなくていいから」と言われたことに触れつつ「歌が最大の見どころということもわかっているので、不安とプレッシャーがありました。でもプロとしてやっているので、見せられるところは見せていかなきゃと思い、しっかり歌いました」と述べた。

イベント中にはドラマ本編やメイキング映像を観ながらキャストがトークする場面も。真冬が立夏のシャツの袖をつまんで見つめるシーンが流れると、鈴木は「袖をつままれるシーンは(さなりが)めちゃくちゃかわいかったですね。子犬のようなキュンとした目で俺のことを見ていて。立夏の真冬に対しての気持ちがすごくわかったので、いいシーンだなと思います」と思い返した。

最後に鈴木は「キャスト・スタッフ全員でいいものを作り上げようと、原作のファンの方に認めてもらえるよう今編集作業をしているところです」「一生懸命バンドやってます。お楽しみに」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。

「ギヴン」は、FODで7月17日0時より配信。

※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記

ギヴン

FOD 2021年7月17日(土)0:00~配信
※全6話

(c)キヅナツキ・新書館 /フジテレビジョン