横浜流星、広瀬すずの婚約者役で「流浪の月」出演
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広瀬すずと松坂桃李のダブル主演作「流浪の月」に横浜流星が出演することがわかった。
凪良ゆうの同名小説を李相日が映画化する本作は、誘拐事件の被害女児と加害者という烙印を押された男女の15年後の再会を描いた作品。9歳の頃に公園で出会った大学生のもとで2カ月を過ごした家内更紗を広瀬、家に帰りたがらない更紗の誘拐罪で逮捕された佐伯文を松坂が演じている。
李組初参加の横浜が演じるのは、大人になった更紗の婚約者・中瀬亮。更紗を愛しながらも、彼女の過去を受け止め切れず自分を見失ってしまう役どころだ。もともと原作ファンであることを公言していた横浜は「自粛中に原作に出会い、とても考えさせられた作品を李監督をはじめとした素敵な方々と共に創ることができ、この上ない幸せを感じています」とコメント。「亮にも過去がありそれ故に、愛に飢え、愛を求めている。脆く、人間らしい亮を僕が誰よりも愛し、全力で生きたいと思います」と意気込みを語っている。
「流浪の月」は2022年に全国ロードショー。李によるコメントも下記に掲載した。
横浜流星 コメント
自粛中に原作を手に取り出会い、とても考えさせられた作品を李監督を初めとした素敵な方々と共に創ることができ、この上ない幸せを感じています。
とにかく李組に全力でぶつかって僕の中にまだある殻を破ることができたらなと思っています。
原作は文目線で読んでいましたが、話を頂いて亮目線で読むとまた見方も変わりました。
亮にも過去がありそれ故に、愛に飢え、愛を求めている。
脆く、人間らしい亮を僕が誰よりも愛し、全力で生きたいと思います。
李相日 コメント
横浜君の持つ不器用な真っ直ぐさが、亮と重なりました。
一途な思いは、時として他者を傷つけ、間違いを犯させます。
愛情に飢え泥臭く生きる姿を、クールなイメージの横浜君が全身で曝け出してくれるのを楽しみにしています。
まだ誰も見ていない横浜流星を見つけられますよう。
(c)2022「流浪の月」製作委員会