第43回PFFのラインナップ発表、ナワポン・タムロンラタナリットを特集
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「ナワポン・タムロンラタナリット監督特集 ~タイからの新しい風~」上映作品。上段左から「ダイ・トゥモロー」「BNK48: Girls Don't Cry」、下段左から「ハッピー・オールド・フィルムズ2」「フリーランス」。
第43回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)の全ラインナップが明らかになった。
今回のぴあフィルムフェスティバルは8つの企画で構成。「ナワポン・タムロンラタナリット監督特集 ~タイからの新しい風~」では、2020年に日本公開された「ハッピー・オールド・イヤー」で知られるタイの映画監督ナワポン・タムロンラタナリットをフィーチャーする。ナワポンはオンラインでトークに参加する予定で、9月17日の「ハッピー・オールド・イヤー」上映時には、同作の音楽を担当した日本在住のジャイテープ・ラーロンジャイが登壇。水原希子やモトーラ世理奈、BNK48が出演した作品を含む短編プログラム「ハッピー・オールド・フィルムズ」は、ナワポン自ら選定した。YouTubeではナワポンのメッセージ映像が公開中だ。
「ピーター・バラカン ナビゲート 映画と音楽シリーズ『ブラック&ブラック』」では、南アフリカの歌姫ミリアム・マケバのドキュメンタリー「ミカ・カウリスマキ/ママ・アフリカ ミリアム・マケバ」と、アレックス・ギブニーがジェームズ・ブラウンの人生をたどった「ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン」を上映。「ミカ・カウリスマキ/ママ・アフリカ ミリアム・マケバ」は日本初上映となる。
「祝!フィルマドリッド最高賞受賞記念上映『おばけ』」では、スペインの映画祭フィルマドリッドで喝采を浴びたPFFアワード2019グランプリ受賞作「おばけ」が、東京・国立映画アーカイブに帰還。中尾広道が監督した「おばけ」には金属バットの小林圭輔、友保隼平が声の出演で参加した。
そして「PFFスペシャル映画講座」には8人の講師が参加。「コロナ禍の卒業映画制作」では映画監督の廣原暁と諏訪敦彦、「越境するインディペンデント映画~“越境シネマLABO”はじめます~」では映画監督の藤元明緒と映画プロデューサーの渡邉一孝、「タイトルと内容のギャップに驚愕!加藤泰の傑作」では千葉・国立歴史民俗博物館名誉教授の横山百合子、「安部公房と勅使河原宏」では映画監督の石井岳龍、「勅使河原宏の音と空間」では音楽家の長嶌寛幸と詩人の松井茂が講師を務める。
詳細やそのほかのプログラムについては下記を参照してほしい。第43回ぴあフィルムフェスティバルは9月11日から25日に国立映画アーカイブで開催。チケットは8月28日10時にチケットぴあで発売される。
第43回ぴあフィルムフェスティバル
2021年9月11日(土)~25日(土)東京都 国立映画アーカイブ ※月曜休館
ナワポン・タムロンラタナリット監督特集 ~タイからの新しい風~
<上映作品>
「ハッピー・オールド・イヤー」
「BNK48: Girls Don't Cry」
「ダイ・トゥモロー」
「フリーランス」
「あの店長」
「マリー・イズ・ハッピー」
「36のシーン」
「ハッピー・オールド・フィルムズ1」
「ハッピー・オールド・フィルムズ2」
ピーター・バラカン ナビゲート 映画と音楽シリーズ「ブラック&ブラック」
<上映作品>
「ミカ・カウリスマキ/ママ・アフリカ ミリアム・マケバ」
「ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン」
祝!フィルマドリッド最高賞受賞記念上映「おばけ」
<上映作品>
「おばけ」
PFFスペシャル映画講座
コロナ禍の卒業映画制作
<上映作品>
「藝大の怪談」
<講師>
廣原暁 / 諏訪敦彦
越境するインディペンデント映画~“越境シネマLABO”はじめます~
<上映作品>
「僕の帰る場所」「海辺の彼女たち」
<講師>
藤元明緒 / 渡邉一孝
タイトルと内容のギャップに驚愕!加藤泰の傑作
<上映作品>
「骨までしゃぶる」
<講師>
横山百合子
安部公房と勅使河原宏
<上映作品>
「砂の女」
<講師>
石井岳龍
勅使河原宏の音と空間
<上映作品>
「他人の顔」
<講師>
長嶌寛幸 / 松井茂
森田芳光70祭~伝えたい、モリタを~
<上映作品>
「ときめきに死す」(ゲスト:冨永昌敬)
「メイン・テーマ」(ゲスト:松居大悟)
「それから(1985年)」(ゲスト:沖田修一)
「39-刑法第三十九条-」(ゲスト:石川慶、向井康介)
第27回PFFスカラシップ作品「裸足で鳴らしてみせろ」完成披露上映
<上映作品>
「裸足で鳴らしてみせろ」
熊坂出監督最新作「プリテンダーズ」
<上映作品>
「プリテンダーズ」
コンペティション部門「PFFアワード2021」
<上映作品>
「愛ちゃん物語♡」
「苺のジャムとマーガリン」
「壁当て」
「巨人の惑星」
「帰路」
「グッバイ!」
「県民投票」
「五里霧中」
「サイクルレース」
「Journey to the 母性の目覚め」
「転回」
「ばちらぬん」
「Parallax」
「豚とふたりのコインランドリー」
「距ててて」
「みなみとあした」
「夜の帳につつまれて」
「ROUTINE」