阿佐ヶ谷スパイダース、約2年ぶりの新作「老いと建築」公演詳細発表
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阿佐ヶ谷スパイダース「老いと建築」ビジュアル
阿佐ヶ谷スパイダース「老いと建築」の公演詳細が発表された。
「老いと建築」は、長塚圭史率いる阿佐ヶ谷スパイダースにとって約2年ぶりとなる新作。長塚は、昨年12月から今年5月にかけて東京・寺田倉庫 WHAT 展示室1階で行われた「謳う建築」展で、建築家・能作文徳の自宅兼事務所である“西大井のあな”という建築物から受けたインスピレーションを“科白”として立ち上げた。今回は、長塚が紡いだ“科白”をベースに、演劇作品を創作する。
バリアフリー化を余儀なくされる家に1人で暮らしている老婆は、自身の“老い”を受け入れることができないでいた。彼女の娘や息子は、家の改装・改築を考えていたが、老婆は彼らに家を渡したくないと思っている。家を設計した建築家、先立った夫の幻影や思い出が現実と入り混じり、老婆の言動は乱れていき……。出演者には、村岡希美、志甫まゆ子、坂本慶介、藤間爽子、富岡晃一郎、木村美月、中村まこと、李千鶴、森一生、長塚、伊達暁が名を連ねた。
公演は11月7日から15日まで東京・吉祥寺シアター、12月4・5日に長野・まつもと市民芸術館にて。東京公演分のチケット一般販売は10月2日にスタート。
阿佐ヶ谷スパイダース「老いと建築」
2021年11月7日(日)~15日(月)
東京都 吉祥寺シアター
2021年12月4日(土)・5日(日)
長野県 まつもと市民芸術館
作・演出:長塚圭史
出演:村岡希美、志甫まゆ子、坂本慶介、藤間爽子、富岡晃一郎、木村美月、中村まこと、李千鶴、森一生、長塚圭史、伊達暁