「うみべの女の子」監督が語る原作との出会い、「映画みたいだなと思った」
映画
ニュース

左からウエダアツシ、MCの森直人。
映画「うみべの女の子」で監督を務めたウエダアツシが、Web番組「活弁シネマ倶楽部」に出演した。
浅野いにおの同名マンガを映画化した本作は、海辺の小さな街で暮らす中学生・小梅が、憧れの先輩に手ひどく振られたショックから、かつて自分のことを好きだと言ってくれた内向的な同級生・磯辺と関係を持つさまを描く物語。石川瑠華が小梅、青木柚が磯辺を演じた。
ウエダは「初めて読んだときに、もう『映画みたいだな』と思ったんです」と原作との出会いを振り返り、「ファンとしてリスペクトしていますから、この世界観は引き継ぎつつ、でも、映画化するとなると、今の若者が演じるわけです。今の若い子たちがこのマンガの世界観を体現することに意味があるんじゃないかなと思いました」と映画化への思いを述べる。さらにロケーションの必然性や俳優たちが演じるキャラクターの人物造形、演出術についても語った。
「うみべの女の子」は全国の劇場で上映中。
※「うみべの女の子」はR15+指定作品
(c)浅野いにお/太田出版・2021『うみべの女の子』製作委員会