『スマートイルミネーション横浜』に高橋匡太ら 「光の可能性」に注目
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久保寛子『海足/Pacific Feet』Photo Kazue Kawase(YUKAI)
アートイベント『スマートイルミネーション横浜2018』が10月31日から神奈川・横浜の象の鼻パーク、横浜市内各所で開催される。
『スマートイルミネーション横浜』は、環境・省エネ技術とアートの融合をコンセプトとする国際アートイベント。2011年に発生した東日本大震災を踏まえ、環境に配慮した夜景づくりの重要性を提言し、国内外のアーティストやクリエイター、横浜市民と共に「創造的横浜夜景」の表現に取り組んでいる。
8年目の開催となる今回は、アートプログラムや『スマートイルミネーション・アワード』に加え、関連・連携イベントを実施。「Potential of lights」をテーマに据えたアートプログラムでは展示、パフォーマンス、ワークショップなど様々な企画を展開する。
アートプログラムの参加作家は、荒牧悠、金大偉、日下淳一、久保寛子、高橋匡太、TETSUJIN(高橋哲人、モシ村マイコ)、徳永宗夕、原倫太郎、FUKUPOLY、森貴之、関東学院大学院建築・環境学部ビルディング・ワークショップ2018+、東京大学/慶應義塾大学筧康明研究室、横浜市立大学鈴木伸治ゼミ、株式会社中川ケミカル、パイフォトニクス株式会社。
高橋匡太は音と光の作品『音色ランデブー』、久保寛子は信仰の対象となる偶像を破壊する時に残る2本の足から着想を得たという『海足』を発表。FUKUPOLY、日下淳一、金大偉は照明装置を使用したパフォーマンスやライブを行なうほか、日下淳一と裏千家準教授の徳永宗夕による船上茶会『沈黙の灯』も開催される。
また、「未来の夜景を創造するアーティストの発掘」を目的とした公募展『スマートイルミネーション・アワード』では17作品を紹介。関連・連携イベントには、ソムリエが参加するワインのティスティング企画や、イルミネーションを観賞するナイトクルーズなど32のプログラムがラインナップしている。