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若きバスケ女子日本代表、アジアカップ5連覇へ! 東京五輪銀メダリストと3×3日本代表が融合!!

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第9次強化合宿を行うバスケットボール女子日本代表の面々 (C)JBA

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世界の次はアジアだ。『東京2020オリンピック』で銀メダル獲得の快挙を成し遂げたバスケットボール女子日本代表チームが9月27日(月)・ヨルダンで行われる『FIBA 女子アジアカップ 2021』へ参戦する。『アジアカップ』5連覇へ向けて、日本代表候補選手は第9次強化合宿を実施している。

今回は『東京五輪』で躍動した高田真希主将をはじめ、町田瑠唯や宮澤夕貴などは選ばれていない。8月24日~9月3日の第8次強化合宿のメンバーから渡嘉敷来夢、田中真美子、平末明日香の3名が離脱。林咲希、赤穂ひまわり、オコエ桃仁花、宮崎早織、東藤なな子の銀メダリスト5人に馬瓜ステファニー、山本麻衣、西岡里紗の3×3日本代表3人が融合。平均年齢は22・8歳という若手中心の構成になっている。第9次強化合宿メンバーは以下の通り。下記13名からヨルダンへ向かう12名が選出される。

【日本代表選手 第9次強化合宿 メンバー表】
1林咲希(SG/ENEOSサンフラワーズ)
2根本葉瑠乃(SG/三菱電機コアラーズ)
3宮崎早織(PG/ENEOSサンフラワーズ)
4西岡里紗(C/三菱電機コアラーズ)
5永田萌絵(PG/トヨタ自動車アンテロープス)
6中田珠未(PF/ENEOSサンフラワーズ)
7赤穂ひまわり(SG/デンソーアイリス)
8宮下希保(SF/トヨタ自動車アンテロープス)
9馬瓜ステファニー(PF/トヨタ自動車アンテロープス)
10オコエ桃仁花(PF/富士通レッドウェーブ)
11山本麻衣(PG/トヨタ自動車アンテロープス)
12奥山理々嘉(SF/ENEOSサンフラワーズ)
13東藤なな子(SG/トヨタ紡織サンシャインラビッツ)

9月14日に恩塚亨HCがオンライン取材に対応。去就未定で現在休養中のトム・ホーバス監督に代わって暫定的に指揮を執る恩塚HCは「優勝以外考えていない」とキッパリ。

「『オータムカップ』を経て、70%くらいの仕上がりになったという手応えを持っている。まず自分たちがやるべきこと、ここを強みにして戦い抜くというビジョンの共有ができ、その強化を具体的に始められる段階にきている。あとはやり込んでいく中で成果を上げるだけ。残りの30%をこの2週間弱で仕上げていきたい。
全員が3ポイントシュートを狙うバスケはこれからも日本が目指していくべきスタイル。ただ今の段階では、期待値の高いシュートを打つことを優先している。
世界一のアジリティを追求したい。相手シューターにチャンスを与えないよう、強固な守備ができるかどうかが勝利の鍵。目標は優勝。それ以外考えていない」

翌15日には選手たちがメディア対応に登場。日本代表選手たちは以下のように意気込みを口にした。

林「もちろん5連覇を目指して練習している。若い選手と新しいバスケを見せられるよう練習に励んでいる。
今は3Pにそんなこだわっているのではなく、足の速さを生かしたバスケをやろうとしている。このバスケをするには練習量が大事だが、ポイントは個人の判断、一瞬一瞬の判断。『五輪』から1か月経って、新しいスタイルなので最初は混乱もあったが、今練習を重ねつつ、みんながここがチャンスだとわかってきている。『五輪』と同じことをしないのがキーポイント。同じ戦いをしていたら、相手にアジャストされる。少しずつ引き出しを増やしていきたい」

宮崎「優勝を目指してやっている。今回はガードでも年齢的に上の方なのでしっかりやっていきたい。自分の持ち味はスピードなので、アジアでは存分に出していきたい。でもスピードだけではなく、出ている5人で日本らしいバスケをできればと思っている」

赤穂「チームとしては4連覇しているので、しっかり5連覇へ向けてがんばりたい。個人としては『五輪』で一緒に戦った先輩方が休んで若いチームで行くことになり、代表経験は多い方になったので、『五輪』で先輩方に見せたようなリーダーシップを少しでも出せていければと思っている」

オコエ「個人としては3Pだけではなくドライブも積極的にやりたい。若いチームなので、『五輪』を経験した選手が率先してやっていくこと。これまで先輩方が築いた4連覇があるので、しっかり5連覇できるようにしたい。チームからは3Pとドライブを求められている。高田選手を近くで見ていて、つらい状況の時に点を取っていたので、自分もそういう役割をしたいし、代表でも求められている。
やっぱり3Pだけでは守られた時に次がない。Wリーグに戻っても日常から世界レベルを意識していて3年後の『パリ五輪』を迎えたい」

東藤「5連覇がかかっているので優勝。自分の得意な1対1が今やっているバスケにマッチしていると思うので、そこはアピールしていきたい。カウンター、1対1が求められているので、そこに加えてディフェンスを引き続きやっていきたい。
得点力をアップするために1対1もそうだが、外角からのシュートも精度を上げていきたい。将来像は日本の得点源としてシュートまで持っていったり、視野を生かしてアシストを増やしていったりしていきたい」

西岡「チームでは5連覇というのが大きな目標があり、『ワールドカップ』にもつながる。
日本の弱点である大きさを自分がフィジカルを生かしてカバーしたい。大きな中国の選手とかを止めていきたい。
オフェンスの崩しからの流れを練習しているが、センターが次のプレーを発信することが求められているので、私も率先してプレーを作られるようにしていきたい」

ステファニー「チームとしてはやっぱり5連覇を念頭に置いている。個人としては久々の5人制でなかなかつかめていないが、自チームでやってきたプレーをしっかり代表でも出せるようにしたい。コーチ陣からは『もっとドライブでリングへアタックしろ』と言われているので、少しは迷わずアタックできているのかなと思っている」

山本「チームとしてやっぱり先輩方が4連覇というすごい成績を残しているので、しっかり結果を残して金メダルを取りたい。個人としては小さい選手でもしっかりできることを示したい。ピックを使ってズレを作った状態からオフェンスを組み立てるのが自分の役割だと思うのでしっかりやっていきたい。自分は得点力があるポイントガードだとも思っているので、そこは得点力を発揮して、周りも生かしていければと思っている」

『アジアカップ2021』グループAで日本は9月27日(月)にインド、28日(火)・ニュージーランド、29日(水)・韓国と対戦する。グループBはオーストラリア、中国、チャイニーズ・タイペイ、フィリピン。各グループの上位3チームが決勝トーナメントに進む。1位チームはそのまま準決勝へ、2・3位は他グループの2・3位と対戦。準決勝進出を決めた4チーム(ホスト国の豪州を含む)は『2022FIBA女子ワールドカップ』出場権も獲得する。

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