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イザベル・ユペールが第34回東京国際映画祭コンペティション部門の審査委員長に 「世界で最も重要な映画祭のひとつ」

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イザベル・ユペール (c)Peter Lindbergh, courtesy Peter Lindbergh Foundation, Paris

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「第34回東京国際映画祭」が10月30日(土)~11月8日(月)、日比谷・有楽町・銀座地区で開催される。この度、本映画祭のコンペティション部門の審査委員長を、世界的に活躍するフランスの女優、イザベル・ユペールが務めることが発表された。

「東京国際映画祭」では昨年まで「Japan Now」部門として現在の日本を代表する邦画作品を紹介してきたが、今年から「Nippon Cinema Now」部門と名称を改め、より多様性に富んだ邦画作品を世界に向けて紹介していく。さらに今年の大きなテーマのひとつとして「越境」があり、コロナによるコミュニケーションの断絶や男女差別、経済格差、国際紛争、色々な問題を乗り越えて、その先にある映画の姿を観てほしいという狙いもある。



ユペールは『レースを編む女』(77年・クロード・ゴレッタ監督)で英国アカデミー賞新人賞を受賞。さらに『主婦マリーがしたこと』(88年・クロード・シャブロル監督)、『沈黙の女 / ロウフィールド館の惨劇』(95・クロード・シャブロル監督)でヴェネチア映画祭女優賞、『ガブリエル』(05年・パトリス・シェロー監督)を含む全キャリアで、ヴェネチア映画祭特別獅子賞(生涯功労賞)など数多くの賞を受賞してきた。

彼女の抜擢によって、コンペティション部門は一昨年のチャン・ツィイーに続き女性が審査員長を務めることとなる。世界中から集められた珠玉のコンペ作品(全15作品)をどう審査するのかに期待したい。

なお他の審査員(全5名予定)に関しては、後日発表予定。

<イザベル・ユペール:コメント>
第34回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員の委員長に選ばれたことを光栄に思います。東京国際映画祭は世界で最も重要な映画祭のひとつであると、私は大いに尊敬してきました。素晴らしい文化と堂々たる映画史を誇る国、日本に再び迎え入れてもらえる喜びを感じています。

これまで世界各地の映画祭で審査委員長を務めてきましたが、様々なバックグラウンドを持ちながら映画への愛でつながった才能ある仲間たちと自分の視点を共有する経験はいつも刺激的です。今回の映画祭の成功をお祈りするとともに、他の審査員の皆さんと一緒に劇場で今年の入選作を拝見することを楽しみにしています。本当に何と幸運なことでしょう。

<東京国際映画祭チェアマン:安藤裕康>
イザベル・ユペールさんは、知性と見識を備えたフランスの大女優であるばかりか、広く国際的な活躍により、今や世界を代表する映画人です。しかも大の日本ファンでもあります。コロナ禍にも拘らず審査委員長として来日して頂けることになり、私たちの映画祭に大きな花を咲かせてくださるでしょう。

■開催概要
「第34回東京国際映画祭」
開催期間:10月30日(土)~11月8日(月)
会場:日比谷・有楽町・銀座地区
公式サイト:https://2021.tiff-jp.net/ja/

「TIFFCOM2021」
開催期間:11月1日(月)~3日(水・祝)
会場:オンライン
公式サイト:https://tiffcom.jp/