ペン先で描かれる羽や毛並み 「超細密画」描く池田学の個展『どうぶつたち』
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『ニホンカモシカ』2006 紙にペン、インク 30.7×22.5cm (公財)東京動物園協会『どうぶつと動物園』掲載 ©IKEDA Manabu, Courtesy Mizuma Art Gallery
池田学の個展『どうぶつたち』が、11月3日から三重・神楽サロン 伊勢外宮前で開催される。
ペンを用いた独自の細密技法による作品を発表している画家・池田学。昨年に開催された初の大規模個展『池田学展「The Pen―凝縮の宇宙―」』は、佐賀・佐賀県立美術館、石川・金沢21世紀美術館、東京・日本橋高島屋を巡回し、約30万人を動員した。
『どうぶつたち』展では、大画面の作品と並行して池田が長年制作を続けている動物画を展示。池田は東京都動物園協会発行の季刊誌『どうぶつと動物園』で2005年から10年以上にわたって動物画のシリーズを続けており、「自分にとってのライフワークの1つ」としている。同展では第1期、2期で一部展示替えが行なわれる。