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中央アジア作品をメインに組んだ特集上映12月開催、カンヌ映画祭受賞作も登場

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「テュベテイカをかぶった天使」

特集上映「中央アジア今昔映画祭」が12月に東京・ユーロスペース、神奈川・横浜シネマリン、愛知・名古屋シネマテーク、京都・出町座、大阪・第七藝術劇場、兵庫・元町映画館で開催される。

12月をもってソビエト連邦崩壊から30年を迎える本年。その節目に組まれた「中央アジア今昔映画祭」では、ソ連から独立した5カ国であるカザフスタン、キルギス(クルグズスタン)、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンと、これらの国と深いつながりを持つアフガニスタンの新旧9作品を上映する。うち5本は日本初公開、1本は日本の劇場初公開だ。

ラインナップには中央アジアの巨匠バフティヤル・フドイナザーロフのデビュー作「少年、機関車に乗る」と遺作「海を待ちながら」、本国トルクメニスタンで上映禁止となった「黄色い雄牛の夜」、ミュージカルコメディ「テュベテイカをかぶった天使」などが並んだ。第71回カンヌ国際映画祭でサマル・イェスリャーモワが女優賞を獲得した「アイカ」もスクリーンにかかる。

中央アジア今昔映画祭

<開催日程>
東京都 ユーロスペース:2021年12月11日(土)~31日(金)
神奈川県 横浜シネマリン:2021年12月11日(土)~24日(金)
愛知県 名古屋シネマテーク:12月
京都府 出町座:2021年12月10日(金)~16日(木)
大阪府 第七藝術劇場:2021年12月18日(土)~24日(金)
兵庫県 元町映画館:2021年12月4日(土)~10日(金)

<上映作品>
「テュベテイカをかぶった天使」
「ジャミリャー」
「少年、機関車に乗る」
「黄色い雄牛の夜」
「海を待ちながら」
「40日間の沈黙」※同時上映「彼女の権利」
「アイカ」
「カーブルの孤児院」