赤楚衛二と坂口健太郎主演、今井大輔のマンガ「ヒル」「ヒル・ツー」が連続ドラマ化
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左から原作のユウキ、赤楚衛二、坂口健太郎、原作のカラ。
赤楚衛二と坂口健太郎主演で今井大輔のマンガ「ヒル」「ヒル・ツー」が「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」として連続ドラマ化されることがわかった。
本シリーズは他人になりすましをされた青年が、他人に寄生する不法滞在者“ヒル”の存在を知り、果敢に立ち向かっていくさまを描く社会派復讐サスペンス。青年が、なぜヒルが生まれたのか、なぜ彼らは社会から落ちこぼれてしまったのかを知ることで本当の愛情に気付き、心の機微を取り戻していく様子がつづられる。
Season1とSeason2の2シーズン構成となっており、それぞれ6話ずつ全12話が放送される。Season1で主演を務める赤楚が演じるのは他人になりすましをされ、殺人未遂罪で警察に追われるユウキ。警察から逃れる中で知り合った仲間とともに、ヒルから自分の身分を取り返そうと奮闘する。そしてSeason2の主演・坂口が扮するのは、ユウキになりすました男にヒルとしての生き方を教えたカラ。掟を破る者を罰する“ヒル狩りのカラ”の異名を持つ伝説のヒルである彼は、過去に仮面の男に母親的存在のヒルを殺害されており、復讐を誓って生きている。
赤楚は「僕が演じさせて頂く、四宮勇気は父親が殺人犯で、普通の生活に羨望心を抱きながらも俗世を絶っている人。そんな彼が四宮勇気という名前を奪われ、ヒルの世界に巻き込まれていくのですが、撮影中は苦痛と憤怒が心の中に渦巻く日々でした。日常に潜む陰鬱としたヒルの世界に浸かって下さい」とコメント。坂口は「ユウキを軸にしたシーズン1があり、シーズン2で、まだ朧げな存在のカラという役をどう表現していくかということを一番に考えました。カラの過去、生きる意思ではなく、方法だけを教えてしまった後悔。カラの中での正義とはなんなのか。どこか身近に感じるヒルという生き方をするカラを通して、皆さんに何か伝われば嬉しいなと思います」と述べている。
また今井は「それぞれのSeasonで赤楚衛二さんと坂口健太郎さんが主演でのドラマ化なんて上手すぎる話、騙されてると思いましたが、本当の話でよかったです。朗らかな印象の赤楚さんと柔らかい印象の坂口さんがそれぞれ陰のあるキャラクターをどう演じるのか楽しみです」と期待を込めた。
青島武と掛須夏美が脚本、「連続ドラマW 沈まぬ太陽」の鈴木浩介が監督を担当する「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」は2022年3月よりWOWOWプライムでオンエア、WOWOWオンデマンドで配信される。
WOWOWオリジナルドラマ ヒル
WOWOWプライム、WOWOWオンデマンド 2022年3月スタート
※WOWOWプライムで第1話無料放送
赤楚衛二 コメント
原作、台本を読ませていただき、もしかしたら自分の身近にもあるのではないか?と思わせられるようなお話しで、ヒルの生態や法律が、社会のルールに通用しない中での、其々のキャラクター達の人間模様に引き込まれました。
僕が演じさせて頂く、四宮勇気は父親が殺人犯で、普通の生活に羨望心を抱きながらも俗世を絶っている人。そんな彼が四宮勇気という名前を奪われ、ヒルの世界に巻き込まれていくのですが、撮影中は苦痛と憤怒が心の中に渦巻く日々でした。
日常に潜む陰鬱としたヒルの世界に浸かって下さい。
坂口健太郎 コメント
ユウキを軸にしたシーズン1があり、シーズン2で、まだ朧げな存在のカラという役をどう表現していくかということを一番に考えました。
カラの過去、生きる意思ではなく、方法だけを教えてしまった後悔。カラの中での正義とはなんなのか。どこか身近に感じるヒルという生き方をするカラを通して、皆さんに何か伝われば嬉しいなと思います。
今井大輔 コメント
ヒルは連載終了から8年も経っていて、今回の映像化は長くこの作品を愛してくださった読者の方々のお陰です。ありがとうございます。
それぞれのSeasonで赤楚衛二さんと坂口健太郎さんが主演でのドラマ化なんて上手すぎる話、騙されてると思いましたが、本当の話でよかったです。
朗らかな印象の赤楚さんと柔らかい印象の坂口さんがそれぞれ陰のあるキャラクターをどう演じるのか楽しみです。
このドラマでまたヒルの世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。