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注目は“ピュアピュアボーイ”ぶり、珠城りょう&愛希れいか「All for One」副音声収録

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ニュース

ナタリー

左から珠城りょう、愛希れいか。

10月30日18:00から宝塚への招待「『All for One』ー珠城りょう 副音声解説付ー」がWOWOWライブで放送される。副音声を務めた珠城りょうと愛希れいかが、収録の様子を振り返った。

2017年に上演された宝塚歌劇月組「All for One」は、アレクサンドル・デュマの小説「三銃士」をもとにしたミュージカル。本作で珠城と愛希は月組トップスター、トップ娘役として、それぞれダルタニアンと太陽王ことルイ14世を演じた。

2人は当時の記憶を蘇らせながら、「ここは何度もお稽古を重ねたところ」「ここは演出の小池(修一郎)先生のこだわりがあって」「このシーンは本当に幸せだった」と口々にエピソードを披露した。

珠城は、初の副音声収録について「自分の映像を観ながら話すのは、ちょっぴり恥ずかしくもあり、でも懐かしい思い出もいっぱい蘇ってきたりもしたので、すごく楽しかったです」と微笑む。愛希も「私も懐かしいなと思いましたし、当時のことをすごく鮮明に思い出しました。そんな機会ってなかなかない」と楽しんだ様子。

また、女性であることを隠して男性として生きるルイ14世を演じた愛希に対し、「女の子を演じたときには、彼女が本来持っている愛らしい部分がストレートに出ていたと思う」と珠城。「『がんばってほしい』『この恋が実ってほしい』と応援したくなるようなヒロイン像を演じられるのがちゃぴ(愛希)の魅力」だと言う。

一方、愛希はダルタニアンを演じた珠城について「天然な“ピュアピュアボーイ”みたいな感じを演じられるのは、やはり珠さま(珠城)ならではじゃないかなと思うんです。珠さまはどの役をやられても芯の部分に温さが必ずある」と語る。

「All for One」は珠城にとって「新しいことに挑戦した」作品だそう。「自分の身近な人を大切に思う気持ちを思い出していただけたり、自分自身が少し前を向く勇気を持てたり、明日への希望を感じていただけるような作品になっているので、気負わずに観ていただけたら」と珠城はメッセージを送り、愛希も「小さい子が観ても、ワクワクして観ていただけるような、夢がある物語だと思うんです。この作品を きっかけに宝塚を目指したいと思ってくれる子たちが増えてくれたらうれしいですね」とコメントした。

放送はWOWOWライブにて18:00にスタート。同番組の放送前には宝塚プルミエール「珠城りょう退団スペシャル」がオンエアされる。

WOWOWライブ 宝塚への招待「『All for One』ー珠城りょう 副音声解説付ー」

2021年10月30日(土)18:00~

WOWOWライブ 宝塚プルミエール「珠城りょう退団スペシャル」

2021年10月30日(土)17:00~