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東京国際映画祭で上映される台湾映画3本の監督コメント到着、Q&Aも予定

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「最初の花の香り」 (c)最初の花の香り

第34回東京国際映画祭で上映される台湾映画「最初の花の香り」「アメリカン・ガール」「テロライザーズ」より監督のコメントが到着した。

「最初の花の香り」はLGBTQ作品に特化した台湾動画配信サイトGagaOOLalaが製作した作品。夫が単身赴任中のため息子と2人で暮らす主婦のイーミンは、友人の結婚式で高校時代の後輩ティンティンと再会し、彼女への思いが再燃する。ザイザイ・リン、ルゥルゥ・チェン、リー・イーがキャストとして参加した。監督のエンジェル・テンは「台湾は同性婚が合法化され、愛と性別に対する平等の権利が守られています。しかし、家庭に対する伝統的な価値観は一般的に存在していて、同性婚の家庭は社会に認められていないのです」とつづり、「『最初の花の香り』は2人の間の愛と欲、そして同性婚家庭と伝統的固定観念を表現しました。忘れられていた愛を思い出す、ロマンティックなストーリーでもあります」と伝える。

「アメリカン・ガール」はSARSが猛威を振るう2003年を舞台に、少女の成長を描く物語。母の病気をきっかけに米・ロサンゼルスから母と妹とともに台湾・新北市に戻ってきた13歳の少女・ホウイは、うまく中国語が話せないため、クラスでの成績が落ち、同級生から「アメリカガール」と揶揄される。どうしてもアメリカに帰りたいホウイは、母親と衝突。そんな中、妹がSARSを発症する。同作にはカリーナ・ラム、カイザー・チュアン、ケイトリン・ファンがキャストに名を連ねた。「おねえちゃん」などで知られる監督のロアン・フォンイーは「『アメリカン・ガール』は、私の半自伝的な物語です。母は私が7歳のとき、妹と私を連れてアメリカに行き、父は台湾に残って仕事を続けていました。そしてアメリカで5年暮らし、母が乳がんを発症したため2003年に台湾に戻ったんです」と述べ、「本作では10代の少女が台湾で葛藤し、家族がアフターアメリカンドリームと直面しながら崩壊していくさまを描きました」と紹介している。

「テロライザーズ」は台北駅で起こった通り魔殺人事件を軸にした社会派映画。台北に住む6人の若者たちの愛、欲望、嫉妬、社会への反発などを通して、その背景にある社会問題に切り込む。「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」のリン・ボーホンのほか、ムーン・リー、アニー・チェンが出演した。「幸福城市」などで知られる監督のホー・ウィディンは「本作では、それぞれの役者が社会全体を表現しています」「私は悲惨な事件が発生する際、人は無関係ではなく、みんな共犯だと思っているのです」と語っている。

なお11月5月12時15分から「テロライザーズ」、11月8日22時から「最初の花の香り」のTIFFトークサロンが東京国際映画祭公式YouTubeチャンネルで配信。それぞれ監督であるホー・ウィディン、エンジェル・テンが参加する予定で、現在、映画祭公式サイトにて質問を受け付けている。

※記事初出時に記載していた「11月8日19時からの上映後に行われるエンジェル・テンのQ&A」は、11月8日22時からのTIFFトークサロンに変更になりました

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