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「hide MUSEUM」池袋に出現!愛用ギターなど実物300点が目の前に

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「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000」場内の様子。

hide(X JAPAN、hide with Spread Beaver、zilch)の特別企画展「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000」の展示が、本日10月26日に東京・西武池袋本店 別館2階の西武ギャラリーでスタートした。

この企画展は、hideの23回忌にあたる2020年のプロジェクト「hide The 23rd Memorial」の一環として、2021年版の新たな視点で構成されたもの。もともとは5月に開催予定だったが、コロナ禍の影響により延期の末、振替日程が決定し、本日から11月9日まで催されることとなった。「hide MUSEUM」はもともと2000年から2005年までhideの生まれ育った神奈川県横須賀市に存在したhideの記念館で、閉館までにのべ50万人が訪れた。その後、東京や大阪で過去に数回期間限定で開催された。

会場内には幼少期からX JAPANのHIDEとして活動するまでの思い出の品をはじめ、hideが実際にステージやミュージックビデオ、フォトセッションで着用した衣装や愛用のギター、書きかけの直筆歌詞、本人の描いたアート、功績の証であるプラチナディスク、ゴールドディスクの受賞品などの実物が、5つのゾーンに分かれて約300点展示されている。hideが肥満児であったというコンプレックスを持ちながらも、ロックスターを夢見た少年期から青年期のhideを回想できる品々の中には、X JAPAN加入以前に唯一組んでいたバンド・横須賀サーベルタイガーの手作りチラシが数種類展示されている。またX JAPAN加入以降のhideの姿を7つのカテゴリーに分けて紹介。数々の衣装を展示しているスペースでは、その衣装を着た映像が流れている。所属バンドを紹介するスペースでは、写真、音楽、CDのアートワーク、映像がシンクロした状態で展示されている。

またhideのアイコンでもあるオリジナルモデルのギターも展示されている。hideがペイントマーカーで描いたサイケデリック柄が目を引く通称“ペイント”と呼ばれる「FERNANDES MG-X hide Model "PAINT"」、この展覧会のメインビジュアルにも描かれている通称“イエローハート”の「FERNANDES MG-X hide Model "YELLOW HEART"」という代表的な2本のほか、1998年5月2日にこの世を去る前日に、テレビ収録の楽屋で「hide with Spread Beaver」名義のサインが書かれたギター、永眠当日に最終打ち合わせが予定されていたプロトタイプのギターなど13本が、来場者を迎えてくれる。場内にはこのほか、hideを撮影し続けてきたフォトグラファー・管野秀夫による写真パネル展示コーナー、hideの直筆イラスト、フォトシューティング時の貴重な記録写真なども展示されている。

hideが立ち上げたレーベル「LEMONeD」のコーナーには、彼がコレクターとして集めてリリースした作品や、イベント「hide presents MIX LEMONeD JELLY」のパネルなどを展示。黄色い壁で覆われたスペースの一角には、hideが1996年にホームページを立ち上げた頃に愛用していたAppleの「Macintosh」も置かれている。さらにダークな雰囲気のコーナーには映画「エイリアン」のキャラクターデザインで知られるH.R.ギーガー制作の作品「Watchguardian,head V」が鎮座。この作品はhideが実際に購入したもので、1stソロアルバム「HIDE YOUR FACE」のジャケット写真に使用された。

4つ目のゾーンでは、hideの生前最後のオフィシャル写真撮影のセッションが行われた1998年4月29日の映像が放映されている。1998年は分刻みでスケジュールが決まっていたというhideだが、5月2日に急逝。新たなバンド、新しいアルバム、全国ツアー、音楽フェス出演など、未来に向かって突き進んでいた彼の夢への思いを馳せる形で、「hide MUSEUM」の展示が終わる。会場内では展示物のテーマに合わせて映像が流れているほか、各展示物に詳しい説明文が添えられている。展示物のすべての背景がしっかりとわかるような内容となっているので、古くからのhideファンも、新しくhideを知った人も存分に楽しめる。そして出口を抜けた先には撮影可能なARコーナーがある。来場者がスマートフォンをかざしてパネルを映すと、hideが画面に現れる仕掛けが楽しめる。

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