菅田将暉&星野源の「CUBE」対談、主題歌MVでのコラボ秘話を語る
音楽
ニュース
左から菅田将暉、星野源。 (c)2021「CUBE」製作委員会
現在公開中の映画「CUBE 一度入ったら、最後」の主演を務める菅田将暉と、主題歌「Cube」を提供した星野源の対談映像がYouTubeで公開された。
「CUBE 一度入ったら、最後」は1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画「CUBE」をリメイクした映画。星野が書き下ろし提供した主題歌「Cube」のミュージックビデオには菅田も出演している。
今回公開された対談の中で、菅田は主題歌を聴いたときの印象を「CUBEの中にいようと外にいようと絶望は変わらない。そこが苦しくもあり、面白いところ。それに改めて気づいて、映画を観た時に、まさにそれを体現している歌が最後に流れてきた。皆が同じ絶望だと思うと、ちょっと希望にみえる感じ。救われた感じがあった」と語る。一方星野も映画の感想と主題歌に込めた思いを「CUBEの中は現代社会の縮図。中にいるときは外に救いがあるんじゃないかと、希望を見出そうとする。でも、必ずしもそうではないというのがCUBEの面白いところ。それを映画を観て感じたので、そういう歌を作りました」と明かす。
MVはこれまでにも星野のさまざまな楽曲で振り付けを担当してきたMIKIKOのディレクションによるもの。独創的な世界観のMVを菅田は「現場にいたけど何がどう入れ替わって、動いて、何があるか分からなかった。不思議な映像で面白かった」と評し、星野は自身が希望したという菅田の出演シーンについて「少しの時間なんだけど、ものすごい印象を残して去っていく」「不思議の国のアリスのウサギのイメージ」と表現している。