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小説家・乙一こと、安達寛高の長編映画初監督作『シライサン』定額見放題配信中 「意外な結末に誘ってくれるでしょう」

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『シライサン』 (C)2020松竹株式会社

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定額見放題配信中のホラー映画『シライサン』より、本作の監督・脚本を務めた乙一こと、安達寛高のコメントが到着した。

安達寛高は、「乙一」名義で『死にぞこないの青』『暗いところで待ち合わせ』『GOTH リストカット事件』『ZOO』など多数の作品を発表してきたミステリー作家。また、乙一として以外にも、別名義で『ダンデライオン』『くちびるに歌を』(第61回小学館児童出版文化賞受賞)『吉祥寺の朝日奈くん』『百瀬、こっちを向いて』などの作品で数多くの文学賞を受賞ないし受賞候補に挙がっている気鋭の小説家として知られている。

加えて、小説のみならず、アニメーション映画『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』の共同脚本、「ウルトラマンジード」の脚本・シリーズ構成など、映像作品の脚本も手掛けてきている“安達寛高(乙一)”。11月12日公開予定のloundraw監督・原案・キャラクター原案によるアニメーション映画『サマーゴースト』の脚本を担当、その小説版(10月29日刊行 / 乙一名義)、さらには同作品の姉妹作『一ノ瀬ユウナが浮いている』(11月26日刊行 / 乙一名義)の刊行ラッシュが間近に控え、Netflixオリジナルアニメーションシリーズ『exception』の原作・脚本を担当することも発表されているなど、ここにきて快進撃を見せている。

ちなみに『exception』はキャラクターデザイン・天野喜孝、制作・タツノコプロという期待の陣容によるスペースホラー大作とのことで、安達はNetflixとのパートナーシップを締結している模様だ。

そんな注目が集まる多才なクリエイター、安達は2020年にオリジナル脚本による映画『シライサン』を監督。その名を知ると鈴の音と共に謎のクリーチャーが出現し、目を逸らすと惨殺されるという、飯豊まりえ主演によるシチュエーション・サバイバル&エスケープ・ホラーの鮮烈作だ。『イット・フォローズ』『ドント・ブリーズ』『クワイエット・プレイス』など、ある特定ないし一定の条件・状況・行動で殺されてしまう、そこ(それ)からの生き延びを描いた数々の優れた洋画ホラー・スリラーへの、邦画からの挑戦的なアンサーでもある。実に小説家らしいポエティックなリリシズムも備えており、当然乙一名義で小説も刊行。映画に描かれなかった、明かされなかった謎や歴史の部分にも触れられており、順調に版を重ねている。ぜひ、定額見放題配信されているこの機に、安達寛高(乙一)ワールドを堪能してほしい。

<安達寛高(乙一)コメント>
映画『シライサン』は、数年前に私と仲間たちで作った思い出深い作品です。それまでにない、印象にのこるホラー映画を作ろう、という意気込みがありました。この映画は、人物ドラマを織り込みながら、見る者を恐怖させ、そして意外な結末に誘ってくれるでしょう。
また、本作のテーマのひとつに「呪いによる不可解な死を人間の論理的思考で食い止める」というものがありました。本作の完成後、新型コロナウィルスが蔓延するようになり、そのテーマが頭をよぎることが多くなりました。きっと人間はこの困難を克服するでしょう。そのような未来が早く訪れることを祈ります。

映画『シライサン』
定額見放題配信中
https://lnk.to/BhcRVjsN

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