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LOVE PSYCHEDELICO 、「10万分の1秒の音響映画祭」で20周年ライブ映像を上映。「この音響調整は“50万分の1秒”まで進化している」

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最高峰の音響体験で映画の世界を堪能できる「10万分の1秒の音響映画祭」が開催中のTOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアター(スクリーン1)で10月30日、LOVE PSYCHEDELICO『LIVE THE GREATEST HITS 2020』が上映され、メンバーのKUMI、NAOKIが舞台挨拶に立った。

2020年にデビュー20周年を迎えたLOVE PSYCHEDELICOが、同年10月8日に開催した「LIVE THE GREATEST HITS 2020」の模様を収録。会場となったTOHOシネマズ立川立飛プレミアムシアターはメンバーのNAOKIがスピーカーのチューニングを監修。さまざまな音楽用途に対応した超高音質な劇場で、数々の名曲が鮮やかに描き出される。

音響の専門家が10万分の1秒単位まで徹底的に音響調整したプレミアムシアターで厳選された作品を上映する同映画祭だが、NAOKIは「実はTOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアターの音響調整は、50万分の1秒まで進化している。もともと映画の製作者が意図する音により近づいたと思うので、これからもいろんな映画をスクリーンで楽しんでいただければ」とアピール。また、映画祭のタイトルにもなった“10万分の1秒”という文言は、NAOKIのコメントから採用されたものだという。

NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)

自身もTOHOシネマズ日比谷で『ボヘミアン・ラプソディ』を鑑賞した際、「なにこの音!?って、すごく感動した」と言い、同劇場のカスタムスピーカーの担当者に直接連絡をとり、「ツアー用に同じスピーカーを作ってほしいとお願いした」という熱の入れよう。「ツアーのトラックが2台に増えたよね。1台にはスピーカーだけで(笑)。それをTOHOシネマズさんが聞きつけたみたいで、『一緒に映画館を作らないか』と誘っていただいた」と音響設定に関わる経緯を明かした。

KUMIはTOHOシネマズ立川立飛でのライブを振り返り「周りは歌いにくくないかと心配してくれたが、音響がすごく整っているので、やりやすかった」。一般的な音楽ホールが「跳ね返りがすごくて、演奏する側に音が返ってくる秒数も違うので混乱しやすい」のに対し、TOHOシネマズ立川立飛は「自分の音の輪郭がはっきりして、音に集中して楽しんでもらえた」と話していた。

KUMI(LOVE PSYCHEDELICO)

コロナ禍の影響で20周年ツアーが実現できなかったために、開催した映画館でのライブ「LIVE THE GREATEST HITS 2020」。結果的には「すてきな機会をいただいた」と言い、「映画館での新しい楽しみ方であり、ライブとしても新しい楽しみ方。すごくいいと思うし、こういうことをするミュージシャンがどんどん増えればいいと思う」と期待を寄せていた。

取材・文・撮影:内田涼

「10万分の1秒の音響映画祭」
11月4日(木)までTOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアター(スクリーン1)で開催中

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