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聖書販売セールスマンの悲哀…メイズルス兄弟のドキュメンタリーが日本初上映

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「セールスマン」

メイズルス兄弟が1969年に発表したドキュメンタリー「セールスマン」が日本初公開。12月11日から24日にかけて東京・下高井戸シネマで2週間限定上映される。

イディ母娘のエキセントリックな生活を記録した「グレイ・ガーデンズ」でカルト的人気を誇るメイズルス兄弟。「セールスマン」では、低所得者向けに高額な聖書を訪問販売するセールスマンという無名の人々と資本主義社会の悲哀が映し出された。監督たちが「映画のために演出をしたり、指示することなど1つもせず、その場で起こったありのままを映した」と語る通り、本作は“ダイレクト・シネマ”と呼ばれるドキュメンタリー映画の潮流の1本に数えられる。

下高井戸シネマでは「グレイ・ガーデンズ」と、ある映画制作の現場に参加したイディ母娘の姿を捉えた「あの夏」も上映。スケジュールは映画館の公式サイトで確認を。なお本特集は上映団体Gucchi's Free Schoolが主催し、上映シリーズ「肌蹴る光線」が協力した企画。文化庁「ARTS for the future!」の補助対象事業として開催される。